香川県では、嫁入りの際に近所に『おいり』を配ります。事務所の隣に畑があるのですが、その畑のオーナーの長男が嫁をもらったそうで、そのお祝いと言うことで事務所に届けてくださいました。赤、白、ピンク、黄、緑。。。。など色鮮やかな粒です。口に含むとフワッと溶けて、ほのかに甘い味が残ります。
この『おいり』を持って嫁ぐのには、婚家の一員として「心を丸く持って、まめまめしく働きます」という意味が込められていたそうです。このような風習は、安土桃山時代の頃にさかのぼるそうです。かつては紅白二色でしたが、現在は五食が主流。「おいりがきれいだと花嫁さんもきれい」といわれるだけに、レインボーカラーを採用する場合もあるそうです。この『おいり』意外と手間のかかる工程を経てつくられてるそうです。
1.餅米を一晩水に浸し、蒸す。
2.蒸し上がったら砂糖を混ぜて石臼に入れ杵でつく。
3.つきあげた餅に米糠をふり、熱いうちに麺棒で伸ばす。
4.長さ3mの生地が出来ると、屋外に並べた網箱に入れ乾燥。
5.乾いたら、5mm四方のさいの目に切り、再び乾燥させ釜で煎る。
6.一分もたたないうちに四角い生地は丸くふくらみ、真っ白な粒に変身。
7.味付け色付けして乾いたら完成
完成に要する時間はおよそ一週間だそうです。
普段なにげにもらったり、食べたりしますが、職人さんの手間がかかっているのですね~
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この『おいり』を持って嫁ぐのには、婚家の一員として「心を丸く持って、まめまめしく働きます」という意味が込められていたそうです。このような風習は、安土桃山時代の頃にさかのぼるそうです。かつては紅白二色でしたが、現在は五食が主流。「おいりがきれいだと花嫁さんもきれい」といわれるだけに、レインボーカラーを採用する場合もあるそうです。この『おいり』意外と手間のかかる工程を経てつくられてるそうです。
1.餅米を一晩水に浸し、蒸す。
2.蒸し上がったら砂糖を混ぜて石臼に入れ杵でつく。
3.つきあげた餅に米糠をふり、熱いうちに麺棒で伸ばす。
4.長さ3mの生地が出来ると、屋外に並べた網箱に入れ乾燥。
5.乾いたら、5mm四方のさいの目に切り、再び乾燥させ釜で煎る。
6.一分もたたないうちに四角い生地は丸くふくらみ、真っ白な粒に変身。
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完成に要する時間はおよそ一週間だそうです。
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