アネッティワールド

日常の体験から・・・

諸木野(もろきの)の桜 水田に映る

2019年04月16日 00時09分32秒 | 奈良県

高見の郷「千本のしだれ桜」を離れまだ時間があったので

休憩しながらGoogleマップで「桜」を検索

 

杉木立の細い細い 心細い径を走り続けます (ポツンと一軒家みたい

対向車が一台も来なかったのがラッキー  穴場なのかな?

探し当てました  

諸木野のさくら

数人のカメラマンや女性観光客が来ています。

24㎜の広角では画角が大きすぎる

100㎜の望遠レンズでは水田に映る桜の全景が撮れない 

これ以上後に下がると鹿よけの金網が映ってしまう

50~60㎜だと ドンピシャじゃないだろうか

この坂の上に「きれいなトイレあります」の看板の指示がでていました。

行ってみよう

 

良いところでしたよ

休憩場所を設けてくれていて珈琲も出してくれます。

 

「おいくらですか

「50円

「えっ 50円

 

 

定年退職後ここでのんびり暮らしているそうです。

薪がたくさん積んであったので「売ってるんですか?」

薪ストーブを置こうと思って薪を乾かしているそうです。

乾かさないと煙突にタールが溜まって掃除が大変になるんだって。

  (へぇー そうなんだ

 

庭には「マイサクラ」が咲いています。樹齢40年と仰ってたかな? 毛虫も少ないそうです。

 

あの「水田に映る桜」は以前写真コンテストで入賞し、その後ブレークしたそうです。(TVでも紹介)

地主さんは桜の満開に合わせて田んぼに水を張り見物人を喜ばせてくれているんだって。

心憎い演出ですね    田植えは17日頃のようです。

 

今では樹齢70年の諸木野の桜を見学に全国各地から来るそうですよ

桜の集客力は凄いですね

 

帰り際に奥様が

「また来年来てね」

 

「是非

 

 


高見の郷 天空の庭

2019年04月15日 00時07分50秒 | 奈良県

千本のしだれ桜の展望台から

また312段の階段を降りて

今度は天空の庭へやってきました。

来てみてビックリ

すごい人で賑わってます。

お弁当持参の方も大勢いました。

 

大道芸人やテキ屋も数店出店しています。

  残念な3分咲きも関係なく1000円分の入場料を満喫しているようです

 スマフォで撮影している方や一眼レフカメラで撮影されている方など色々ですが

 今回はほとんど単焦点レンズ撮ってみました。

荷物の量さえ気にならなければドイツにも単焦点レンズを持って行きたかったんだけど

現地でレンズ交換がこまめにできるか分らなかったので(スリ・置き引きの心配)ズーム1本にしたんです

レンズを交換しながら花の写真を撮るのは楽しいです。

大ボケではなく薄らボケで撮りたかったんだけど もう少し背景を出したかったな      花のマクロ撮影は動くので難しいです。

花は揺れるし手は微妙に震えるし、ジャストピントが無理です。 つくづく『下手だなぁ』と思ってしまいます。 

 

 

 

メモ:日曜日(4/14)ばね指の術後初めてテニスをした

   痛みも腫れも有り 指の曲げ伸ばしスムーズではない。

   バックストローク・バックボレー問題なし

   フォアストローク・サーブまだ5割の出来

 

  でも楽しかった  めちゃくちゃ楽しかった  4ゲーム先取だけど2試合できた 結果も

 

 


キトラ古墳が国宝に

2019年03月30日 06時03分57秒 | 奈良県

3月18日 五条まできたのでちょっと足を伸ばして明日香村へ向かいました。

明日香村は2年4か月ぶりです。

キトラ古墳のキトラってなんだろう?  諸説あるそうです。

壁画の亀と虎から キトラと名付けたとか。

 月曜日だったので(18日) 人もまばらです。

 1983年に発見されたと言われています。

東西南北の壁に青龍(せいりゅう)・白虎(びゃっこ)・朱雀(すざく)・玄武(げんぶ)の四神(しじん)が描かれていたそうです。

 ところが劣化がひどくて崩落の恐れもあり、はぎとるのに6年もかかったそうです。

 空気に触れるとさらに劣化が進むのでファイバースコープで調査しながら進んだそうです。

 「四神の館」

 側面の壁画以外に天井には東アジア最古と言われる天文図が描かれています。

この天文図も精巧に描かれているそうです。

 明日香村はこのように貴重な古墳などが出土するため

規制が厳しく村の発展がずいぶん遅れたそうです。

宅地にしても農業にしても簡単に開拓できなかったんでしょうね。

その為には国の援助が必要不可欠だったのです。

 

そんな折、偶然にも家に帰って夕方のニュースを見てると

「文化審議会は18日、飛鳥時代の極彩色壁画で知られる奈良県明日香村の

 『キトラ古墳壁画』を国宝に指定するよう文部科学相に答申した。」

流れてきました。

 何気ないニュースなんですが

この日は特別な感情で 「よかったね!」と言いたくなったのです。

 

 


十津川村を学ぶ

2019年01月15日 00時21分56秒 | 奈良県

前の日にTVで「坂本龍馬暗殺」を放映していて

そこで出てきた名前が「十津川郷士」でした。

 

ちょうど行きたい場所だったので

十津川村の資料館へ行くことにしたんです。

その前に足湯です。

源泉が流れてくる近くに座ると

ちょっと熱めのいいお湯です。

硫黄の匂いも温泉の雰囲気がでていいですね

 

吉野に来ると道の駅に必ずあるのが「こんにゃく」

五時間煮込んでるんだって

ゆず入りを頼んだので ゆずの香りと味がしみ込んでいて最高です 

 

 十津川沿いを走る国道168号線は昔は恐ろしい道だったのです。

崖道をクネクネ走り今では3時間くらいで行ける新宮へも当時は6時間もかかりました。

何台も崖から車が落ちた話しを聴いたものです。

それも度重なる災害で復旧工事が続き

トンネルはできるわ、道幅は広がるわで随分便利になったという皮肉な所なんですね

 写真では見えにくいですが十津川の水の色が青いんです。

水が綺麗な上にかなりの水深なのでこのような色になるんですね。

 

 三叉路の上に立つのが十津川の資料館です。

白い正方形を斜めにしたものがたくさん見えます。

道中にも何カ所かで有りました。

 上から見ると飛び出ている金属がありますが、

これは崖崩れを防止するために岩盤の固いところまで突き刺している支柱だそうです。

 

観光客は私ひとりだけ、ゆっくり資料館を見て回ります 

 

明治の中頃では大水害にあい、村民の多くが新天地北海道に移民したそうです。

北海道には新十津川という地名が有るくらいですから

開拓の苦労が想像できます。

 十津川村は急峻な山々に囲まれているため農作には適していなく

長年 年貢を免除されてきたところだそうです。

今で言うと「税金を納めていないので地方交付金がいただけない」、

だから自主独立の意識が高いところのようです。(日本一大きな村)

関ヶ原の戦いでも勝ち組にのり扶持米を頂いたり戦上手のようですね。

それが十津川郷士誕生になったのでしょうね。

 

坂本龍馬暗殺の近江屋事件で刺客と言われている「京都見回り組」が

近江屋の中に名乗り入るときに使った名刺に「十津川郷士」と書かれていたのは事実と

資料館の方が言ってました。

 

日本の三大秘境?と言われている十津川村の歴史を知ると

先人達の想像を超える苦労の上に

十津川村の魅力が成り立っていることを

知らされました。

 

ちなみに日本三大秘境は白川郷・祖谷(徳島県)・椎葉村(宮崎県)だそうです。

 


興福寺 中金堂301年ぶりの再建

2019年01月08日 13時02分31秒 | 奈良県

奈良興福寺に近づくとまず目に止まるのが五重の塔です。 

 

 この五重の塔は不思議な建物なんですが

全国いろいろなところで見られる仏塔です。(国宝としては全国で11塔)

日本最古が法隆寺にある五重の塔なんですね。

 

 五重の塔は遺骨を納める墓標なんですね。

本にも出てますが「なぜ五重の塔は倒れないのか?」

 不思議なんです。 

心柱があるという説もあれば、心柱には意味がないと言う説など

心柱はスカイツリーにも応用されているとか・・・?

 鹿せんべいを見せると3回頭を上下に振ります。なんとも可愛らしい仕草です。

301年ぶりに再建された事を祝う落慶法要が去年10月に行われました。 

 2年前に訪れた時は外からは見えないように覆われていましたが

今回は美しい朱色を見せてくれました   

中からは撮影禁止なので

外からパシャリ

国宝

木像 四天王立像 

 

 

 

木像

 釈迦如来坐像

興福寺中金堂 714年に創建された当時を忠実に再建されているそうです。

旅番組では中を撮影していますが、我々一般市民は外からでしか撮れませんでした。

 

 

さてならまちを ぶらり

もちいどセンター街

 和食ダイニング 拓(たく)

日本酒酒蔵が豊富な奈良県ですが

ここではたくさんの種類の地酒が100円で飲み比べできます。 おちょこ1杯ですが

奈良で櫛羅(くじら)は有名ですが

しぼりたて無濾過生原酒が好みでした。 

 

   

 休憩に立ち寄ったのが純喫茶 「一族」 面白い店名です。

  

 この2枚はスマホで撮ったのですが

今時のカメラはボケ味が出せるんですね 

カメラの販売数が落ち込むわけです

 

では次回は 坂本龍馬暗殺にかかわる所へ行ってきましたので

編集でき次第アップしたいと思います

 

(これだけで行った場所が推理できれば凄いです。近畿地方です。 奈良県かな