NHKの「今夜も生でさだまさし」を観てて
あらためて「風に立つライオン」を聴き
「よし!映画を観よう」と近鉄アポロへ。
若い方もいましたがやはりさだファンは年配者が多いですね。
主人公は実在の医師で
原作が本ではなく
曲から作られた映画と言うことだけの知識を持って観に行きました。
シュバイツァーの自伝に感銘を受けた医師が
ケニアで負傷した麻薬漬けにされた少年兵の治療と
夢へのバトンを受け渡す純粋な人間愛に満ちた映画だった。
日本に残した恋人との別れのメッセージや
3.11直後に日本を訪れる医者となった元少年兵。
涙がこみ上げる場面が終盤にいくつもあった。
震災の時に台湾人やモルジブの人たちが
何時間も何日もかけて並んで募金してくれた映像が甦り
日本人の偉業に感謝してくれている人達が
世界にはたくさんいる事も誇らしかった。
さだまさしの「償い」の歌を
ある裁判官が法廷で引用し、多くの感動を与えてくれたり
今回の柴田医師の存在を歌で教えてくれたり
音楽を切り口に多くの感動を伝えて欲しいですね。