アネッティワールド

日常の体験から・・・

安芸の宮島

2016年10月23日 16時58分21秒 | 広島県

小学校の時に良さも解らず「日本三景」を暗記して

言えるのは何だか大人になった気分になった人がいるのでは?

 

でもそのほとんどが「安芸の宮島」ではなく

「秋の宮島」と思ってたりして

 

ご多分に漏れずわたくしがその一人です。

180円の舟券を買って乗船します。

近くの駐車場に車は止めます。1000円です。

フェリーから厳島神社の赤の大鳥居が見えますが満潮です。

欧米人と修学旅行生がほとんどで彼らがいないと閑散としていたでしょう。

 

奈良公園のように鹿がいますが

なんとおとなしいことでしょう。

奈良の鹿は「鹿せんべい」欲しさにグイグイきますからね。

奈良の鹿に宮島の鹿を見せてやりたいと思ったくらいです。

(シカが悪いんじゃなく環境なんですよ)

 

フェリー降りてから有之浦を15分くらい歩きます。

参道を歩いて行きいます。

 

二位殿灯篭から見ると満潮の様子がよく解ります。

6時間ごとに風景が変わります。

宮島と言えば縁起物のしゃもじ。

しゃもじは飯をとる、 召し取る 

しゃもじ二つ合わせてカチカチ 勝ち勝ち。

 高校野球甲子園では名物になってますね。

 

 

板と板の間には隙間があります。

波の力を吸収して本殿を守っているんですね。

1000年近く守ってきた知恵がここにあったのです。

干潮時も見たかったけど満潮時も見応えがあり感激です

20分するとアナウンスで「満潮に高潮が加わり通行止め」と。

なんとラッキーな。通過終えた途端通行止めですって。

 

大道を闊歩するかのようにどこにでも鹿が現れます。(ヤックルも現れますよ

 

職員は長靴を履いて対応していました。

珍しくはないですが

定番の焼き牡蠣もいただきました。

2個400円   

穴子も有名ですが

にぎり天も有名みたいです。

 

枝豆に紅生姜のにぎり天、揚げたてでグッドです。

 

花崗岩の一枚岩でできた宮島、その海の中に大鳥居を立てた先人

「神の島」と言われている宮島を知るにはロープウェイに乗って

もっと散策したかったのですが

今日中に岩国城・錦帯橋・周防大島へ行きたいのでまた次回来ることにします

 

平清盛が滅びても廃らなかった宮島。

弱い花崗岩の地盤を持つ宮島。

枕崎台風のときの土石流で崩壊した宮島。

それでも なお 今もあり続ける宮島島民 凄いですね。

まさに世界遺産です。