アネッティワールド

日常の体験から・・・

血の池地獄の前夜 きはる

2017年05月01日 01時19分48秒 | 大分県

いよいよ九州旅行も最終日となりました。

糸島の夕陽の撮影が終わって満足もし、疲れたので

[福岡の屋台で一杯]の計画も止め、ホテルに近い適当な居酒屋を探すことにしました。

カメラも持たずにブラブラ。

そんな時に限って

『カメラ持ってくれば良かった

思うような店に出会いました。

   「きはる」 です。

 

後で調べて解ったのですが

「日本で一番美味しいサバの専門店」 ともネットで謳っていました。

 

今では県外からも訪れ、予約を取るのも大変だとか・・・

それがなんと飛び込みで、偶然二席空いていたんです。

そんな人気店とはつゆ知らず、注文してすぐ『ただモノではないな、この店は

と、すぐ解るぐらいの美味しさです。

(サバの生食はアニサキス食中毒が怖いのですが、なぜか北九州では安全のようです)

『記憶に残すために、写しておきたかった』とそこだけは後悔しました。

 でも    き  は  る  の店の名は忘れません。 

 

 

二日酔いもなく気分のいい朝を迎えることができました。

17時半発の門司港までまだ時間はたっぷり、

ちょっと距離はありますが1年半前に行った別府温泉に行くことにしました。

(あとで地図を見ると なんと無駄な効率の悪いドライブコースを選んだんだろう!

九州を良く知る人は絶対選択しない回り方だったんだろうな)とあとで気づきました

 

一段と地獄めぐりには人だかりができています。

前回ここに入って足湯など楽しんだので

ここから車で10分くらいのところへ移動します。

 

 血の池地獄です。

なんとも物騒な名前のところで、「なんだろう?」と思って中に入ると

 

 なるほど オレンジ色の池なんです。

 池の温度は78度、酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ熱泥が噴出しています。

 

 明治から昭和初期に掛けて何度も爆発して被害をもたらしたそうですが

攪拌(かくはん)作業をしてから一度も爆発していないそうなんです。

赤い熱泥で皮膚病の軟膏を作ったり

布や柱の染色としても利用されていたそうなんです。

 

別府にはいろんな温泉施設があるんですね。

最後にもう一つ変わった施設を紹介したいと思います。