盆休みの終盤、またまた湖西線沿いを北上し
若狭街道にある熊川宿へやってきました。
朝6時に出発したので渋滞に会うことなく快適なドライブです
若狭街道、若狭鯖街道とも言い 若狭湾で捕れた鯖を京都まで輸送する時に
利用した街道なんですね。
京都祇園祭・葵祭の食材に鯖が重要だったのですね。
中条橋と言って上ノ町と中ノ町を結ぶ重要な物資を運ぶ橋だったそうです。
若狭鯖街道熊川宿資料館ですが、今も資料館として活用されています。
伊藤忠商事2代目社長が洋風建築で熊川村役場として建てられました。(昭和15年)
熊川地区の氏神さん 白石神社です。
折りたたみ自転車を積んできたので
短時間でこまめに回ることができました
道幅の広い街道なのでどこにでも自転車を止めることができます。
所々に鯖寿司の店があるんですね。
今日のランチは鯖寿司と決めました。
中ノ町と下ノ町の境目の「まがり」と言うところです。
敵の突進を防ぐために作られた曲がり角なんですね。
若狭は淡路島同様「御食国(みけつくに)」と呼ばれているのです。
それだけ食糧に恵まれ、京へ運ぶ宿場町として栄えたのでしょう。
佐川急便がない時代に、この長い距離をどうやって鯖を運んだのでしょうね。
足軽たちが随分活躍したのかな?
きっと「焼き鯖」や「へしこ」など保存しやすい調理方法がこの時代だから生まれたんでしょうね。
ではさらに北へ車を走らせます