十数年前、大洲市に来たときは冨士山(とみすやま)から見えるツツジが満開のころ、
その時は知らなかった臥龍山荘に今回初めて訪れました。
臥龍山荘(がりゅうさんそう)「蓬莱山が龍の臥す姿に似ている」ところから
名付けられたそうで、歴代藩主の遊賞地として肱川(ひじかわ)の畔に建てられたそうです。
この石垣から伸びているチシャの木は130年経っているそうです。
霞月の間(かげつのま)
丸窓の奥は仏間で蝋燭が灯ると月明りのようになるそうです。
違い棚が霞みにみたて「霞月の間」と名付けたとか。
ふすまの引き手もコウモリの形をしていました。
一枚板の縁側から見える雪景色にしばしうっとり
大阪では滅多に雪が降らないので、雪景色・銀世界のフレーズに興奮します
肱川の崖に建てられているのが「不老庵」です。
庵そのものを船に例えて作られた数寄屋造りで
眼下には肱川が流れ 大洲市が盆地であることも確認できました。
女性観光客が圧倒的に多かったです。
帰り道は、来るとき大木により遮断されていたので回避したのですが
係員のかたが「この道を通れば駐車場に近いですよ」と教えてくれたので行ってみることにしました。
足元はグチュグチュ
リュックは木で汚れ
車の中は 土だらけでした (洗えばいいか)
靴は汚れたけれど、帰りは3分の1の時間で帰れました。
平成28年7月に「国の重要文化財」に登録、伊予の小京都と言われる
大洲、 肱川随一の景勝地「臥龍淵」に臨む別荘でした。
現在はミシュラン・グリーンガイドの1つ星に選ばれているそうです。
今度は肱川の反対側から臥龍山荘を
紅葉の時季に訪れたくなりました