宇和島城
伊達家と深い関わりがあるお城なんですね。
伊達政宗は東北仙台
ここは四国の南西部
いろんな事情があったのですね
豊臣家に就いたり 人質を出したり
徳川家に就いたり 紆余曲折の末
この地に根を下ろしたそうです。
お城ならではの急な坂道です。
下りるときは竹竿を使って下ります。膝の負担を軽減するために
道すがらにいろいろな植物が目に留まります。
ハナミョウガ
山城では必ずと言っていいほど
こういう井戸があります。
水の確保が命取りになるからなんでしょうね。
エノキと書いています。
野鳥や国蝶のオオムサキが好む木だそうです。
ベニシダ
300年以上 火災や伐採を免れたため
巨木や珍しい植物が多く残っているお城だそうです。
日本では12例しか残っていない現存する天守のあるお城です。
このお城も当時カリスマと言われた?藤堂高虎が建てたお城です。
当時のお城としては珍しく戦いを主として造られた城というより
おしゃれ感覚で造ったといわれているそうです。
防衛機能を重視せず歓迎ムードを全面にだした大きな玄関口がその一例とのことでした。
壁にも反撃の時の銃を出す窓がありません。
武装的ムードのないお城だったようです。
宇和島の市街地が見渡せるいい立地です
山間部の小さな平地にマンション・公共施設・病院そして民家などがぎっしり並んでいます。
それぞれに生計が立っているんですね
愛媛県には松山城・今治城もありますが
その城と比べると小さいですが
戦のにおいのないお城という意味では
平和のシンボルのようなお城に見えました。
南予がこれほど多くの魅力が詰まったところとは知らず
遠くまで来て観て良かったなぁと満足した一日でした。