将棋の棋聖戦
5番勝負の第4局が大阪で行われ
111手目で藤井聡太7段が渡辺明(3冠)に勝ち最年少タイトルを取りました
将棋の負ける瞬間は悔しさに堪えるのが大変だと思います。
最強と言われた渡辺氏も持ち時間が無くなり
天を仰ぐ仕草が何度も見られ「30秒」「20秒」と
カウントされる時の仕草が印象的で
残り「10秒」の声と同時に「負けました」と深々と
17歳の少年に頭を下げるシーンに勝負の厳しさをみました。
藤井7段は必至の持ち駒金を残しラストの手となる合駒の桂馬を使い
すべての持ち駒を使い切った見事な詰めでした。
ちょっと具体的に言うと8筋を攻めながら
3筋4筋と相手の目を撹乱させるような多角的な攻めが見事でした
そして何が面白いかと言うと
今はAIが凄くて
どちらが優位に立ってるかが%で数値化されたり
次の一手が解説者だけでなくAIの一手が紹介されるんです。
そのAIの手順通りに藤井聡太が打って行くあたりが今風なんでしょうね。
渡辺ニ冠も「こちらが気づいていない手が多かった」と言ってました。
自粛期間中はAIだけでなく自分を見つめ直す為の時間に費やしたそうです。
これからの藤井7段の活躍が楽しみです。
次の王位戦(木村王位)に勝つと8段になり加藤一二三の持つ記録も塗り替えるそうです
藤井新棋聖、おめでとうございます㊗️