アネッティワールド

日常の体験から・・・

最年少タイトルおめでとう!

2020年07月17日 12時09分41秒 | 素人のひとり言

将棋の棋聖戦

5番勝負の第4局が大阪で行われ

111手目で藤井聡太7段が渡辺明(3冠)に勝ち最年少タイトルを取りました

 

将棋の負ける瞬間は悔しさに堪えるのが大変だと思います。

最強と言われた渡辺氏も持ち時間が無くなり

天を仰ぐ仕草が何度も見られ「30秒」「20秒」と

カウントされる時の仕草が印象的で

残り「10秒」の声と同時に「負けました」と深々と

17歳の少年に頭を下げるシーンに勝負の厳しさをみました。

 

藤井7段は必至の持ち駒を残しラストの手となる合駒の桂馬を使い

すべての持ち駒を使い切った見事な詰めでした。

ちょっと具体的に言うと8筋を攻めながら

3筋4筋と相手の目を撹乱させるような多角的な攻めが見事でした

 

そして何が面白いかと言うと

今はAIが凄くて

どちらが優位に立ってるかが%で数値化されたり

次の一手が解説者だけでなくAIの一手が紹介されるんです。

 

そのAIの手順通りに藤井聡太が打って行くあたりが今風なんでしょうね。

渡辺ニ冠も「こちらが気づいていない手が多かった」と言ってました。

 

自粛期間中はAIだけでなく自分を見つめ直す為の時間に費やしたそうです。

これからの藤井7段の活躍が楽しみです。

次の王位戦(木村王位)に勝つと8段になり加藤一二三の持つ記録も塗り替えるそうです

 

藤井新棋聖、おめでとうございます㊗️