燃料デブリでジルコニアが出てきた。これがステンレスと混ざって不味いのだと言う。
耐熱性と対放射線で使われているのだが、ジルコニアは融解温度が高いので、融合すると硬くなるのである。
硬いものは溶けない物である。だからジェットエンジンの排気タービン(バーナーのすぐ後の羽車)は尤も硬い耐熱合金で出来ている。
この排気タービンはドリルでも、フライスでも加工できない。だから「電解加工」を行う。これは高電流(3万~30万アンペア)で電気を掛けてゆっくり溶かすのである。
この他にも電解ワイヤー加工と言うのがあるのだが、それは最初穴が開かないと使えない。このワイヤーは細い砥石が入っているもので、電気をかける。すると電解しながら物理的加工をしている。
実は、高圧水よりも良く切れる。だけど、電気がかかる。高圧水とか言っていたけど、この高圧水は「砥石」の小さな粒が入っているのです。
単なる水だけでやるのは布の裁断やプラスチック位で、大体水を使う場合砥石を入れるものです。
さてステンレスに関しては「簡単に穴が開いた」と言われていましたが、「あれで??」と思う。
何故か?穴を見れば「構成歯先」の痕が見えているのだ。
出来の良い加工ではない。
ただ一つ、ある事を、無視している。それは燃料デブリが放射線を出しているので、その中の中性子による鉄組織の劣化である。
これはサイエンスZEROではまずい情報だから出していないけど、今の原発は運転の結果、構造が脆化する温度が高くなっている。
今IAEAでは、これを100℃以下にしたいのだが、200℃近くのが多いのだそうだ。
これは構造物が脆くなる傾向を見せている。
でもこれはデブリがたまっている周辺が崩れやすいものであり、その為の補強も必要だともいえる。
さて、ホウ素が入ってセラミックが尚硬くなるとの事ですが、このホウ素は制御棒に入っていたものだ。
ホウ素は中性子吸収断面積が比較的多い為チェルノブイリでは、大量に投入された。
いま厄介者となったのだが、この辺を見ても、原発は破壊しない前提で作られていたとしているようだ。
この廃炉も問題だが、今頭の悪い馬鹿文科系大学出が気付かないで適当な事をほざいているが、六ヶ所村の処理プラントがヤバイらしい。
最終段階の工程で詰まっているようなのだ。相当不味いが、マスゴミは当然黙っている。意味が分からないか、金を貰っているのだろう。
今日も左翼のお陰で嘘放言。結構な事ですな。うそつき左翼。。。。。