歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

窓際みたいな私だが、壮絶な窓際話を話します。こんな事しても首にならない社会。

2016年02月12日 22時33分14秒 | 虫獄滅亡記

ウチの関係の業者(とはとても言えない人。業界では職人・達人レベル。他に豪胆系の人もいるが)の人が、昔話を話してくれた事があって…。

それは今から20年ほど前に、まだ日本が海外プラントバリバリで輸出していた時だったそうだ。

「まぁとりあえず君(達人さん)が付いていれば、大丈夫だから…、まぁウチのエースなんだサポートしてくれ」との事で、

「はぁ…、分かりました」との事だった。

まぁ中小の業者なのだが、腕自身は相当なレベルを持っている。一般人なら近づく事もできない大プラント施工をしたりもしたそうだ。

我々は400Vの400A程度の設備が限界で(私は機械屋だが)、まぁその程度の会社なのだが、そのプラントはウチでも滅多にやらない大規模のもので、加えてアラブのプラントだったそうだ。

最初の頃は、色々話をする事もあって、設計の方針や施工の段取りとか、どのパーツが必要か?と言うやり取りが合ったらしい。

しかし、ある時から「パタリ」と話が来なくなったそうだ。まぁこちらも下請けだし、あまり口出しすると五月蝿がられるな?と思っていたのだが、徐々に設備の設置の期日が近づいている。

その達人さんも半分ノイローゼっぽくなりながらも、これは聞いて良いのか?いや、今の時期、下手にしない方が…。と思っていた所に「恐怖の大王」が落ちてきたそうだ。

それは最初達人さんに「ウチのエースをサポートしてくれ」と言う大企業の部長さんだった。

「達人さん!申し訳ないが、今の所仕様を詰めている業者は貴方しかいない。納期は3ヶ月。不眠不休になるかもしれないが…」

「ええっ?!今までの半年はどうしていたのですか?」

「それが…。実は全く…。」

「9ヶ月を3ヶ月に?」

「大丈夫、とりあえず全社を上げてサポートする、一応、電材を山のように積んだ船をチャーターした。」

「まさか…。」

「そうだ、船で移動中に設計して、段取り取って、その…、とりあえず、納期は守れない事は分かっている。とりあえず、何処まで遅れを短縮できるかなんだ!」

その時「しまった!もう逃げられない!」とがっくり来たそうです。

それから3ヶ月以上かけて、使用に合わせる為に電気設備を設計し施工し試運転をして回したそうである。

「いやぁ~、あの時は、これで私まで失敗したら、私もこの業界渡り難いものでね…。」

「で上手く言ったんですか?」

「一年は呼び出されるかもしれないからって、気が気ではなかったんですがね…」

「そうですか…、所で、大企業のエースさんは?」

「ああ、彼ですか?もう、それから部下の付かない係長職が定年まで決定しました。」

「うわぁ~」

と言う事で、ソフトウェア業界でも、良くある事で自分で抱え込む性格の人にありがちな失敗でした。人生の大失敗でしたね。

でも私も「うわっちゃー」と言うミスで寝られない日を何回か過ごした事もあります。

歳を食うと、もう徹夜とかは駄目だけど、ホント、締め切りとか、プレシャーとかで、そっちの方が気になり、2徹まではありますね。でも3徹は、本当に、何回かやると確実に死にますね。

あれは本当に人事不省で、ホント、飛鳥とか清原とか、こんな気分だったのかな?いや、おれは徹夜でこれだから天と地だよな…。と思いました。

 


「GATE自衛隊彼の地にて斯く戦えり」に嵌っています。ズーニについて。

2016年02月12日 21時03分52秒 | 虫獄滅亡記

アニメ見ておりますと、どうもファントム無頼の神埼・栗原(カンクリコンビ)らしき存在が見えます。

日本のF-4Jはファントムシリーズの中で最初に固定のバルカン砲が付いた機種で、実はファントムはバルカンが無いものが基本です。

F-4は、元々F-8Aクルセイダーの後継機で、最初海軍の艦載機から始まり、その「ド外れた性能」の為に空軍も採用し海兵隊も採用し、そんで陸軍も持っていたのかな?っていう万能機で、そりゃ凄いものでした。

近年で旅客機以外で5000機以上作られたのはファントムぐらいです。あとC-130ぐらいでしょうか?他、HU-1やOVH-5とか名作機はあるけど。「ザ・名作機」を選べばDC-3かF-4かで迷います。

さて、このF-4ではなく、その前のF-8Aクルセイダーですが、クルセイダーはF-35の名前でもあります。クルセイダー(十字軍)って言葉は好きなようです。

多分イスラム教徒が嫌うからでしょう。ユダヤはこうやって、小さなところからコツコツと嫌がらせをしているのです。

F-8Aは、F-4が凄すぎてマイナーですが、色々な事で私の記憶にはしっかり残っている。

このF-8Aは「ヤンキーチーム」って名前の戦隊があって、そこで徹底的に使われました。

まぁこの頃は漫画「エリア88」でもあるように飛行機がバンバン飛んでバンバン開発されて、楽しい時代でした。

とにかくMig-15とかMig-17などを相手に戦っているのですが、まぁこの頃は20mm機銃でも単身のマシンガンで、これが高機動旋回をすると覿面3回に一回ぐらい撃てなくなります。

その時役に立つのが4発付いている「ズーニ」(ロケット弾)です。この「ズーニ」はF-4Fコルセアにも似たようなのが付いていますが、もっと細いし、羽根も殆ど見えません。

大体ヤバイ相手にはマシンガンが撃てなくなるほどの高機動をしてしまい、結局、トリガー引いても「カチカチ?」ってんで、しょうがないので「ズーニ」のパターンのようでした。

たった4発しかないけれど、大体打ち落としてくれるのです。また、このズーニには誘導がありません。バルカンの誘導サイトも無いのです。

でも「結構敵を落としました」。

GATEで「バルカン程度では」と言いますが、どうかな?とも思います。またロケット弾ならランチャーに入れた奴があって、10発以上入っているから一声連射すればF-8Aの経験上先ずはずさないだろうと思うのですが…。

またF-8Aは今の航空機の設計に大きな影響を落としました。それは「ウイングレット」です。

F-8Aは海軍機の基本で収納時に翼端を上に引き上げるのですが、これが昔は羽根の全体の1/5ぐらいだったのが、F-8Aは1/3ぐらい引き上げます。胴体を考慮すると、水平な部分が少ないような状態ですが、これが何故か分からないのですが、F-8Aのパイロットは、よく、この羽根の引き上げ状態で「離陸」し、飛行中に気付いて、飛行中に羽根を伸ばして、そして着陸するという「事故」と言うか「不注意」が何回もありました。

大体水平の羽根が少ないのに何故飛べるか?

先ずは、F-8Aは折りたたまない部分に通常より大き目のフラップ(フラッペロン)があるのと、縦にした主翼部分が水平部分に流れ込む気流を増圧させ離陸可能になったと思われます。

しかし、このF-8Aは武装といえば、サイドワインダーを4発とズーニ4発、そんでよく壊れるマシンガン程度の武装で、このサイドワインダー発射機も良く壊れました。

こんなんで「ヤンキーチーム」はよく戦ってきたもんだと思っています。。。。。。