[気温２７℃][晴れ] テト正月にバイクで遠出その４ Cham彫刻を使った家

久しぶりに晴れて温かい一日です。
寒いと身体がかじかんでしまって駄目ですね。
この週末は腰痛に悩まされていました。

この建物も敷地内に保存されているもの。
これも実に面白い。



ざっくり書くと、元Binh Dinh省の役人だった人がCham彫刻を集めて
Cham彫刻を使った家を建てて、それを博物館に寄贈したらしい。

ぱっと見はベトナム中部の建物。



たぶん仏壇のあった建物かな？



でも柱の足元に石を使っている。



いや、柱の足元に石を使うのは珍しいことではないのだけれど、
この石が。。。なんと。。。



Cham彫刻！

こちらもあっさりしているがやはりそう。



屋根の梁の構造も、フエともホイアンとも違う構造なのも面白い。



瓦は寄せ葺き風だが、またフエとも違う。

そしてその周りでは子供たちが、このあたりの伝統工芸を体験したりしている。



陶芸家を目指すスカーレットか？ｗｗ

[気温２６℃][晴れ] 五行山に残るCham族の痕跡 #cham #chanpa

週末から崩れると心配されていたお天気ですが、
昨日少し曇りましたが今朝はまた晴れています。

この１ヶ月くらいリハビリ代わりに９Fの自宅から地階の駐輪場まで歩いて降りてます。
その効果か、昨日、足を怪我してから初めて五行山に登れました。

とは言ってもエレベーターで上がって、少し登って天井に穴の開いた洞窟まで。
頂上まではまだ無理そうでしたが、先日の歩いて降りるに続く快挙ですｗｗ

この洞窟には３体の女神が祀られています。



すべて顔だけを出して体は衣装を着ています。



それに名前が書かれていないのでなんの神様かが分かりません。

特に気になるのがこれ



この緑の衣装の神様がちょっと違和感があります。

肩の上まで衣装が来ているのが分かりますか？

実はこの洞窟はかつてChanpaのCham族が使っていて沢山の彫刻などが見つかっています。
そして資料にも、Chamの神様を上塗りして衣装を着せてベトナムの神様に仕立てたという記録も残っています。

実際Nha Trang のポーナガールにも同様の神様が残っています。

この緑の神様の肩。。。もしかして中は手じゃないのか？

４本の手のUMAに衣装を着せて顔を上塗りしているんじゃないだろうか？
確認したい。。。

一年に１度くらいは衣装替えをするのでしょうから、そのタイミングに合えればいいなと思います。

#cham #chanpa

[気温３３℃][晴れ] My Sonで新しい発掘工事

と言うかと言うか微妙なお天気です。
雲が掛かっているので気温も上がりすぎず３３℃くらい。
ただ、じっくり焼かれている感じで水分補給に気をつけた方がいいですね。

先日、久しぶりにミーソンへ行ってきました。

今は車で中まで入れないので新しいチケットセンターからカート乗り場まで歩きます。
カートで奥まで行ったら更に遺跡の入り口まで歩きます。

こっそりと書いておきますが遺跡の順路は逆周りの方がいいですよ

あの順路通りに行くと本命にたどり着くまでにヘトヘトになって嫌気が挿す事間違いなしですｗｗ

で、新しく発掘をやっていました。
かなり爆風で吹き飛ばされたところなので土台しか残っていないでしょうが
彫刻などが残っていたらうれしいですね。



恐らく塔を囲む石積みと柱の土台らしき物が出土していました。
来週も行くのでまた経過を見てきます。

実はこの場所は数年前に韓国のKOICAがパワーショベルを入れてしまった場所。
工事は途中で中断されましたが当時から「この場所には遺跡があるからまずいだろう？」と思っていた場所です。

少しずつでも何か出てくれるといいなぁ。。。

[気温３１℃][晴れ] フエのチャムタワー

昨日は急に暑くなりましたが今日はまぁほどほどです。

急に暑くなったので「今日は冷やし中華だ！」と頭の中は冷やし中華で一杯になりながら味一へ。

Ｓ：（メニューも見ずに）「冷やし中華！」
店：ごめんなさい。売り切れです；－；

え。。。頭の中に冷やし中華がグルグルしてるのに。。。売り切れなの。。。；－；

みんな考える事は一緒だったようですorz

さて、久しぶりにチャム遺跡。
ダナンとフエの中間にある遺跡で、あまり知られていない遺跡です。



修復されてドームの掛けられたタワーと、基礎の遺構のみの小さな遺跡ですが
ミーソン地区とはまた違う特徴を持っている遺跡です。

砂の中に埋もれていたのでなかなか見つからず、発見修復後もまた埋まらないようにドームが掛けられました。



下が砂地ですから地盤沈下の影響で中の壁も曲がっています。



正式な名前はPhu Dienタワー



２００５年に発見されて２００７年に修復が終わりました。

近くは手付かずのビーチがあります。

[気温３３℃][晴れ] チャム博物館に新展示物

今日もすがすがしい朝です
日中は暑くなりそうですね

今日から４月、待望の業務部長も出社してきて新会社もパワーアップ！
替わりに机が足りなくなって社長と僕はタイムシェアリング出社ｗｗ

その分だけ少し身体が楽になりそうです
とりあえず歯医者とマッサージに行こう。。。

先日、久しぶりにチャム博物館に行ったら
新館が若干リニューアルして新展示物がありました



バラモンと呼ばれるヒンズーのお坊さんの彫刻だそうです



最近、ダナン市もチャム文化を広める？保存？に力を入れていて
少しずつですが変化も起きています

楽しみだな。。。

[気温２２℃][曇り] 家の近くでチャム遺跡発見！

今朝は最低気温１７℃と一段と冷え込みました
日が差してきた今もまだ２２℃と気温低め
寒い一日になりそうです

家の近くの橋の上から廟らしき物を発見
今まで工事で囲まれていた所だったのですが終わったようです

あれ？確かあの変にチャム井戸があるって資料があったのよなぁ。。。
と思い出し見に行ってみると。。。



土地神様を祭る廟しかない。。。
廟には説明書きが



bình hòaさんの古い墓
１８６９年　Tự đức２２年に建てられた
１３９年後の２００８年に修復された
２００３年にThủy đứcお婆さんとHỏa đứcお婆さんの廟を追加した
＃注：五行神の水の神と火の神だと思われ＃
二つの廟はmặu tý（ねずみ）の年の４月２１日
（正しくは２００８年５月２５日）

Trích lục cũ đại nam trung kỳ chánh phủ cấp
Cho xóm bình hòa năm 1935 nhằm năm ất hợi.

ここは訳しきれないわ。。。＜誰かお願い

ふむ。。。チャムの事は何も書かれていない
比較的新しい時代の廟。。。

でも。。。たぶん資料ではこのあたりのはず。。。

あった！



これは井戸を埋めた跡だろう？？

近所に人が居なかったので聞き込みができず
また出直すか。。。と思いながら入り口に向かうと

あった！！その２



これは、シバの乗り物ナンディンじゃないか！
ほら、これはどう見ても牛の足、ナンディン確定！



周りに無造作に置かれているのはチャムの祠の土台の石じゃないか？
やっぱり、この辺りには隠れチャム遺跡があるんだなぁ。。。
もっと探してみよう

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[気温３４℃][晴れ] ミーソン遺跡、ダンスの場所一時変更中

今日もよく晴れています
もう１０月１日。。。例年だと台風が来る時期ですが
先日も書いたように今年は少しカレンダーが違っています

２週間くらい前に北部に一度台風が来て
今もまた発生して西に進んでいるので
１０月半ば頃が要注意でしょう

さて、久々にチャムネタ
ミーソン遺跡で行われているチャム音楽ショーの場所が変わっています
元の場所は現在工事中で、その間だけ駐車場横の売店だったところで行われています



うっかり先に進んでしまうと見られませんので要注意



台風が来る前にミーソンの木々も刈り込みをされています
この時期だけ見られるこの景色



天空のラピュタっぽい、このシーンが僕のお気に入りです

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[気温３３℃][曇り] 新たに出土したムカリンガ

先週後半は海上に発生した台風の影響で曇りから雨のお天気
涼しくて良かったけれど、この時期には珍しいお天気でした

今日もまたフィリピン沖に発生した台風の子供の影響で
全体的に曇った一日です

先日ミーソンに行ってきたら新たな展示物が



リンガに顔がついたムカリンガ(MUKALINGA)
このタイプは今までミーソンからは出土していなかったのですよね
Ｅグループの周囲を再発掘して出土したようです



Ｅグループはミーソンの中でも少し新しいとも言われていますし
また隣のＦグループからも少し系統の違う彫刻等も出土していて
マニア的には今後の発見にも期待したいところです



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[気温２８℃][晴れ] 久々にミーソン遺跡に行ってきた

今日は日向では汗ばむような陽気でした

手術から約２ヶ月を経過してこれ以上自宅療養では進歩が無さそうなので
社会復帰の手始めに半日ツアーに行って来ました

正直、歩ききれるのか不安はあったのですが
ツアーで御案内する方が自分にも葉っぱが掛けられるのでいいかなと。。。

歩く分には痛くは無いのですが足の長さが不揃いになった分だけ
どうしてもヨタヨタして結果腰に負担が掛かってますね
左足だけシークレットブーツみたいに少し底上げした方が楽なのかな？

ミーソンの入り口にＡ１タワーのミニチュアレプリカができていました



これは１９６９年８月にベトナム戦争で破壊されてしまった
ミーソンでは一番高いタワーで外周の装飾なども美しいものでした

で、解説文もあるのですが



高さが約２４ｍになってる。。。
フランスが調べた時の資料を基に作られた模型には２７ｍになっているのに
いつの間にか３ｍ低くなってます。。。

チャムダンスは健在で一日３回公演に増えたのは１年くらい前か？



かつて一番新人的だった子がリーダー格に昇格してました



ミーソン遺跡を含むチャム遺跡は特に説明があった方が楽しめると思います
説明がないとただのお散歩で終わっちゃうかもしれません

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[気温３０℃][曇り] 写真は無いけどチャム絡み

今日もまだフエですが曇っています
今回は新しいリゾートの取材に行ってきました

リゾートの詳細はまだ書けませんが
この近辺には大きなお屋敷跡が残っています

なんでこんなところにお屋敷跡が？？？

と思っていたのですがその昔々この辺りには
今で言う在外公館　つまり近隣諸国の大使館があったらしいんですよね

Chiê Thành Quốc Vương というMiếu（廟のようなもの）
占城國王廟を探している時に来た場所でした

フエ歴史辞典より
Miếu thờ nay của triều Nguyễn tại Kinh đô, nay đã trỏ thành phế tích. Nguyên iều xây dựng năm Minh Mệnh 14 tại địa phận xã Nguyệt Biều, huyện Hương Thủy. Nay là Thủy Biều, Huế. địa điểm miếu tọa lạc đền nay vẫn chưa xác định được, nhưng có lẽ nó nằm trong khu vực Thành Lồi, Thành cũ của người Chiêm Thành ở phía tây nam Huế.

ーー中略ーー
Khi còn tồn tại, miếu là một tòa nhà kép, chính đường, tiền đường đều 3 gian. Chung quanh iều có tường bao bọc, phía trước trổ một cửa.
ーー中略ーー

Lễ tế tại miều Quốc vương Chiêm Thành được triều Nguyễn tổ chúc môi năm 2 lần vào tháng trọng xuân và trọng thu. tháng 2 và tháng 8 âm lịch.

グエン王朝の首都でこの神社は廃墟となった。もともと明命14年1833年にNguyet Bieu フォントゥイ地区に建てられた。現在のThuy Bieu地区。この場所の立地はまだ決定されていないが、それはチャンパの古城タンロイ城、の南西部の領域にあるかもしれない。

ーー中略ーー

占城王廟は、春と秋の2回に、 2月と8月に例祭が行われた。

そんなのもあった場所でした
他にも真臘國王廟も近くにあったようです

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ちなみに中略した部分は訳しきれませんでした
誰か訳してくださいｗｗ

[気温２８℃][曇り]時々[雨]（フエ） 王宮にチャムの神様が

時々
フエのお天気ですがダナンは概ね晴れていたようです

台風の影響で街路樹がバタバタと倒れたダナン
あれ。。。みんな根っこが小さすぎます。。。

あれじゃぁ倒れちゃうよ。。。

ダナンであれだけ被害があるんだから
ランコーやフエは相当ひどいだろうなぁ
と思いながらハイヴァントンネルを通過

すると。。。

ランコーほぼ無傷。。。

気象庁の予報ではランコーより北に上陸するはずでしたが
停電で情報過疎の間に押し戻されてダナンに上陸したようです

でもダナンも街路樹や看板は吹き飛んでましたが
それほどでも無いよなぁ。。。と思っていると
意外なところで大被害が。。。

最近の店舗は一階総ガラス張りなんてのが流行ってますが
そんなお店はほとんどガラス割れてましたね

あれ、物が飛んできて割れたんじゃないだろうか。。。

広い道路沿いが被害が大きく
住宅地のような狭い道路のエリアは被害が少ない

風が吹き抜けるようなところが被害が大きかったようです

台風翌日の１６日、フエに行ってきました
フエの王宮の中に建物ごと神棚のようなところがあるのですが
そのなかにこの神様が



なんの神様か聞くと「Ba YaNa」だと。。。

Ba YaNa？！？！　それってチャムの神様じゃないの？！
チャムLoveな血が騒ぎもう少し話を聞いてみると

もともと、フエはチャム族の土地
今のTien Mu寺のある場所にも
もともとチャムの神様が祭られていたとの事

王宮を建てる時にチャムの神様を土地の神様として吸収したそうです



康寧客と書いてありあす

これは健康と長寿の意味だとかで
この場所は皇帝のお母さんの住まいの一部で
健康と長寿を願って作られたそうです

何度行っててもまだまだ新しい発見があるなぁ

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[気温３０℃][晴れ] ミーソンＧ遺跡再び

今日も一日よく晴れていました
もう晴れていても焦げるほど暑いという事はありません
普通に暑いというか。。。暑くもないかな。。。

先日、ミーソンへ行ってきました



今、注目はやっぱりＧグループ



要所要所の写真をちょっと大きめに撮ってきました

四隅の石像



壁に埋め込まれたカラマスク



他には無い作りなので実に興味深いです

久しぶりにひとりで行ってみようかな。。。

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[気温３８℃][晴れ] Cham族の笛の妙技

今日はじっくりと暑いです。。。
かなり消耗系の暑さです。。。

残暑ってやつですかね。。。

さて、先日ダナンの劇場で民族舞踊や音楽を観て来ました

いろいろありましたがやっぱりお気に入りはこれ



チャム族のお祭りのときに演じられる笛の妙技

ソロなのですが、息継ぎしないで長時間演奏します
ミーソンでも見られますがダナンでもやっていました

これは後日詳しくご紹介しますね

閑話休題でダナンと言ったら伊勢海老！



最近高くなりましたが日本よりは安い
この一皿３匹で約１ｋｇ　１２０万ドン≒６０００円くらいかな？

ダナンに来たらぜひお試し下さい

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[気温３４℃][曇りのち雨] たまにはMy Son（ミーソン）遺跡とか

のち
午前中、ちょっと蒸すなぁと思っていたら雨が降ってきました

あぁあぁ。。。今日は夕方から仕事だったのになぁ。。。

僕のチャム族好きはみなさん良くご存知かと思いますが
あえて久しぶりにミーソンの話を書いてみましょうかね

チャム族に関するBlogエントリーはこちら

世界遺産に登録されているミーソン遺跡に現存する
一番古いタワーはこちら



この左手前のタワーが８世紀後半に造られたもの

当時は技術が無かったのであまり大きなものは造れなかったと考えられています

ミーソンの一番の見所はこの最古のタワーのあるBCグループ

ここはベトナム戦争の影響も少なく
タワーの美しい外装彫刻が綺麗に残っています
真ん中のタワーは中にも入ることができます

チャムタワーはレンガで造られているのも特徴なのですが
この奥には砂岩石で造りかけたタワーの土台もあります

この頃はカンボジアとの関係も深く
カンボジアの影響で砂岩石で造ったのでは？と言われていますが
建設途中に放棄されて造りかけの部品も並んでいます

ミーソン遺跡はつまらない

なんて話も時々聞きますが、しっかりとしたガイドがいれば
見所は沢山あるんですよ

ぜひダナンに来た時には一緒に行きましょう

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[気温３２℃][雨] ミーソンＧグループ再開

曇り時々雨です、時折激しく降ってます
涼しくていいですが、ちょっとじっとりしてますね

９年近く修復作業中だったミーソンのＧグループが再開しました



ここはミーソンの遺跡の中でも比較的新しい方で
１２世紀頃に建てられたものと言われています
１１５７年と書かれた石碑が見つかっています

全景はこんな感じ



ここはデザインも他のタワーと若干違います
Bang An Towerだけと言われていた３方向の入り口も特徴的です
Bang Anも１２世紀頃のものと言われているので当時の流行でしょうか
要所にラテライトが使われているのも興味深いです



以前も書きましたが装飾が実に面白い



四隅を山羊の魔物のような彫刻に支えさせて
壁面にはカラマスクがはめ込まれています

これは一見の価値ありです

これからミーソンに行かれる方はぜひお見逃し無く