今日もうす曇の良い天気です。
暑いのは暑いですが、燃えるような暑さではなく少し楽です。
さてリーソン島の話はまだ続きます。
Ly Son島もその昔はホイアンのチャム島と同じでチャム族が住んでいました。
チャム族は真水を掘り当てるのが上手だったので、ここにもチャム族が作った井戸やチャム由来のお寺などが今でも残っています。
まずはチャム井戸 Gieng Xo La
この井戸はLy Son中のどの井戸より良い水が出ると今でも言われています。
その昔、チャム族が掘って、Nguyen朝時代にGia Long帝が直したとの事。
構造の事を聞きたかったのだが、ガイドは知らないとの事。
なんでこの井戸に興味があるのか不思議そうでした。
なおこのGiếng Xó La ソーラー井戸と言う名前のソーラーにはベトナム語の意味はありません。
次に向かったのがここ。
Chua Hang 洞窟の中にあるハン寺
実はここへ行くときにガイドが「次はCho Hang(ハン市場)に行きます。」と
S:へぇ市場行くのか。何が売ってるんだろう?
と、ちょっと楽しみにしていたら何も無い海岸淵に車を止めて
「ここです」と。。。
え?Cho HangじゃなくてChua Hang???
クアンガイ訛りでした。。。
ここにはこんな解説がありました。
Chùa Hang, tên chữ là "Thiên Khổng thạch tự" nằm bên dưới vách núi Thới Lới, thuộc thôn Đồng Hộ, xã An Hải, Huyện Lý Sơn.
Sách "Đại Nam Nhất thống chí" của Quốc sử quán Triều Nguyễn có viết chùa Hang : " phía đông đảo có động, trên động có chùa mấ gian, có giường đá, kỷ đá, hai bên hữu động có giếng nước trong ngọt, sung quanh cây cối tốt tươi, khi có giặc biển thì dân phường ẩn nấp ở đây".
Chùa Hang có nguồn gốc là ngôi đền của người Chămpa thờ cáo vị thần Bà la môn, sau này khi người Việt đến khai phá vùng đất Lý Sơn vào đầu thế kỷ XVII, chùa thành nơi tu tiên,và sau này thành nơi thờ Phật.
要約するとここには大昔から洞窟があり、チャム族のポ-ナガルが祀られていてバラモン僧がいた。
ここには2つのチャム井戸もある。
その後、17世紀にベトナム人が移り住んでベトナムの信仰と融合した。
そしてチャムの痕跡の最後はこちら。
Den Tho Thien Y A Na イアナ天殿
イアナ天とはチャムの起源とされるポーナガールの事。
しかし、なぜか地元の人は
ここは怖いから近づかないと。。。
ガイドも案内はするが、私は中に入らないと言っている。
でも、中に入ったら何かお祈りをしていたみたいで5-6人の人が宴会をやっていました。
ここは普段は閉め切っていて見られないそうだが、今日はお祈りの日だから中まで入れると。
ニャチャンのポーナガール寺では、写真を撮らせてもらえなかったがここはOKでした。
さて、なぜここが地元の人に恐れられるのか?ガイドに聞いてみたが
子供の頃からそう言われているから理由は分からないとの事。
もしかすると、ポーナガールは流木で知らない土地に流されてきてそこから産まれたとされています。
漁民の多いLy Sonでは、「流木で知らない土地に流されて」と言うのが引っかかったのかもしれないと推測。
でも、今の人は誰も理由は知らなかった。。。
新たなチャムの遺跡を見られたのが今回の旅の収穫でした。
そして観光地巡りはまだ続きます。