…………………「其の参」からのつづき。
〔19〕著作権問題。今回の興行者(伊藤昌一氏と思う)は声に凄みがあり、なかなか怖くてGOOD(この人、前半で病院のお医者さんだったようだが)。かっこよい(渋)。結局「肖像画の裏」の文書で危機を脱する。(ところで、咲穂さんが持ってた著作権用書類にはワイヤーがついてたんだけど、空中を飛ばなかった。事故?)
〔20〕TSUBASAが心配だ、と日本へ帰ろうとする風間JunとKOICHIの言い争い。咲穂氏ナレーションで二人の舞い(←Millennium SHOCKの時でもつよしくんがネタにしていた「喧嘩でいきなり踊り出す」が展開)。ナレーションのバックのイメージとしてのダンス、という照明の具合で、シーンの意味もわかる(こっちもだんだん慣れてきた)。でも「俺が続けることが、翼の力になればいい」てのはわかるけど、やっぱ唐突かなあ(笑)
〔21〕TSUBASAが病院から飛び出し、海辺のコテージ?の2Fのバルコニーのようなところへ。車椅子。今井氏のこの場面の歌(ちょっとスパニッシュ調?)がなかなか佳曲の感。海に現れる「白い鯨をもし見たら、踊れるかも」と待っている、というのも象徴的。
〔22〕そこへKOICHI兄(黒髪・白服)、落ち着いた歩きぶりで再び登場。下から「飛び降りてみろ」とたいがい随分な罵詈雑言を怒鳴りつけ(これも前回も思ったが結構唐突だ(笑))、かっとなったTSUBASAが飛び降りて歩けるようになり「良かった」と喜ぶ兄(おいおい・笑)。一方、NYのKOICHIも幼い頃兄と踊った昔を回想している。
〔23〕TSUBASAもGET UP(?か何か)のダンスでいよいよ復活、NY公演ではKOICHIがLet's Go to TOKYOで成功している。バックステージで再会を喜び合うKOICHIとTSUBASA。「足は治ったのか」からまたも地獄のアドリブギャグコーナー(爆)。「もう大丈夫さ、ちょっとバク転が曲がったけどな」「TSUBASA、しかし背中がお地蔵様のようだなあ(笑)わけわかんねえや」(←意味不明。いっぱいいっぱいか?)「さっきのTSUBASAの歌のげろげろげろって何だ?その後でしゃけしゃけしゃけって言ってたろ。いや新しい蛙の歌とすし食いねえかと思ったよ」(爆)とKOICHI(そりゃGET UPとかGET OUTとかshake itとかそういうやつだと思います)。
〔24〕足の回復ぶり、というか「頭が良くなったかの回復ぶり」を見せるためのTSUBASAの「オレに不可能は無い!」一発芸シリーズ。(1)「UCカードCMの堂本光一のふり」編。Jun「つよしくんの、パンツの中にあるカード探してんだよね」。KOICHI「おまえらよく知ってんな」(笑)
(2)冷蔵庫編。TSUBASA「ああ、喉が渇いた。ぷしゅ」(缶を開けて飲む)「おつまみは」冷蔵庫を開けて「でっけえ豆だな。よっこらしょっと」マメマン……「古い。お前、いろいろネタ持ってんな」(KOICHI)※既に宴会芸の域に達している。
〔25〕さてNY公演恒例ブロードウエイダンス。(赤坂→錦戸→)今回はRyo東新のステッキダンスレビューから東新・翼・光一・咲穂4氏のステッキダンスへ。
〔26〕バックステージ。さっきのUCカードネタの続きでJun「あのCMかっこいいよな」「カードでおごってくんないかな」背後からKOICHI「じゃあお前も加入しろ!」と登場(爆)。KOICHIの謎解き「つよしくんからマツジュン、マツジュンからオレ」「じっちゃんの名にかけて!」(爆)以下説明。でっちあげられた「不評」で命を絶った兄と、その張本人。仕組まれた事故。「成功の頂点まで人間を導いて転落させる」のが楽しいという「悪魔」の正体がばれ、自殺?と思いきや高所の追跡格闘劇。(←今回は横から見てスタントがわかったぞ!・笑)
〔27〕RyoとNYに残ることにした咲穂さんのソロ「NY・NY」やはり素晴らしい声(今回、拓さんとのDUETはなし。このくらいの音量で全員決めたいよね←無責任な客の発言・笑)。「Ryoは悪魔の子なんかじゃない」を力説するKOICHI「だってJunとモグラがやっちゃったとしても人間の子が生まれるはずが…」「いや、いくら目が細いからって…」←いまいちかな、ギャグ(笑)
〔28〕階段登場、左端のKOICHI兄が昇天する「ONE」の見せ場。(上がる光一氏がやっぱし痩せたんかな、細い感じがしたのは気のせい?)※関係ないけど東新という人が結構小柄だな、と改めて気づく。青い服で戻ってくるKOICHI。
〔29〕待ってました大統領の大階段フィナーレ、天晴Let's Go To Tokyo。ほんっとにうれしそうですよねKOICHIさん(格別)(笑)。一回ずつ幕が上下して階段上に色とりどりの布が広がるのも綺麗。
〔30〕ショータイム。
(1)カナシミブルー。実際近くで見るとテレビで見るより激しい踊りである。KATTUNと光一氏、ラストの藍色のライトが非常に綺麗。
(2)翼氏ソロ(FIVEとJrと)
(3)KATTUNの曲(側壁から)。結構黒っぽくて佳曲なコーラスっぽいナンバー(CD出ませんか?ちょっと希望)
(4)アンダルシア。光一氏(slow)→翼氏(fast)+カルメン咲穂氏→光一氏→男装咲穂氏、という咲穂さん早替えが楽しい。※今回光一氏の足の具合、自分はショータイムラストの挨拶の時再認識したが、ウエストサイド付近ではバク転まで回復し、アンダルシアではバク宙は控えて台上で決めていた。「満身創痍」はKOICHI=光一氏でもあったのだが、全体を通して遜色はなかったと思う。
(5)情熱。(「腰の踊り」のところ、ちょっとやってくれました。生だとよろしうございますね。ところで、今回光一氏、髪の毛伸びてます→日曜の堂本兄弟と比べるとかなり)
(6)僕の背中には羽根がある(付、ロープ姐さん。おっと、KOICHI氏「布」で飛ぶのは、申し遅れましたがジャパネスク付近)
(7)夏の王様(謎の巨大銀色ボール出現!Jr.と女性のダンス。翼氏参加。途中で変な方にボールが動いてJrの子が転んだかなんかして光一氏が「だいじょぶ?」って笑って声かけてた)
(8)ジェットコースターロマンス
(9)やめないでPURE(黒人のMAURICEさんたちがラップ調で入ってきて、会場拍手で参加)
(10)愛されるより愛したい(このへんになると光一氏、声がすごく伸びてくるのだ)
(11)雨のMELODY(もうおはこ状態)
(12)愛のかたまり(バラードバージョン)。動きがゆっくりの場のせいか、このへんで右足の調子がちょいと不調か?と見るが、光一氏の紫の衣装、女性舞踊ともに優美。こういうアレンジ好きなんだろうなあ。ここで座長のご挨拶。いえいえたいしたもんですぜ旦那。ごくろうさま。※自分の席は右端なので左の舞台袖に待機する亀梨先生が見える(笑)
(13)硝子の少年。舞台総出演者の歌唱と客席のスタンディングオベージョン(外周から客席1F中央へじわじわ、最後全員)。
……という感じで全幕終了。18:00過ぎ開演、大体21:30前頃に終演(前回よりもまとめられた印象、というのはここでも)。やっぱり帰りしなに1F舞台を確認(この段階で、「せり」の部分は上がった状態になっているのだ)。めったに来れるところではないので、触ってしまいますです。ぺたぺた。アンケート投入後退場。
※ところでなぜ「伏魔劇場」なのか。退場後、ハンカチを紛失したことに気づいて一度戻ったのに出て来なかったからです。消えました(笑←巣鴨の慈眼寺で芥川龍之介の墓に詣でた時にも同様の現象あり)。光一氏曰く「帝劇には神様がいる」(weekly oricon6/24号)らしいので、こういう落し物が「出て来ない」時は「そこにいるらしい」神様か何かに差し上げたと思ってしばし諦念。拾った方、使う場合はお洗濯をしてから使ってください(笑)
(まずもって了)