○22時閉店直前の本屋に飛び込み購入後帰宅しておれファン水曜(久々)どんなもんや(QR)に間に合う。でラジオを聴きつつ20分くらいで一気読破(笑)。十年前に行ったHMVイベントでミック・カーン先生と握手(黄金の指にさわっちゃったさっ)さらにCDにサインもらってしまったのが自慢の自分としては、当然この『別冊宝島 音楽誌が書かないJ-pop批評 Vol.47』を読まずんばあらず(九州は発売日が東京より2日遅れ)。唯我独尊(笑)。「性感帯を知り尽くしているかのような選曲」(爆笑)。「ぬらぬらとエロい」(正しい^^;;)。その実、エロさは意外と手堅い職人芸的方法で淡々と織り成されているというのも妥当な指摘だろう(で気づくと古本屋で数百円~で折々買い集めたバンドスコアが本棚に溜まってちゃったりするのだ。家で聴いてて「ここどんなになってるの?」と思って突如スコアを見たくなっては取り出すわけです)。そんな本の方はもっとヤバい内容なのかと読む前は戦々兢々だったが案外そこまでヤバいわけでもなかったみたいだ。ネットで毀誉褒貶喧しく多少の毒舌は見慣れているせいか、こう一冊のおよそ全般的に誉められると「まじかよ?」「だいたい怪獣学入門初版のアソコ第二版以降規制カットしてたりするわけだし(爆)別冊宝島も所詮出版メディアとしては穏便に提灯記事しとこうってんじゃないの?」などとまず疑うのは、すっかり聴く音楽そのものの影響で毒されて逆説的性格と化し人が悪くなっている(ありがちな例:中東ニュースがテレビで流れる時、勝手に脳内でBGM「賽は投げられた」が条件反射的に流れ出す・笑)ためだろうか。主幹クラスとか担当ライター陣や編集陣に元々ヲタクがいたりするのか、ちょっと熱い?ところもなくもない^^。入門編的な曲解説はもう少しコメントがあってもよさそうな(っていっても、ネットで探すともう「歌詞解釈や音構成解説など語りだすと限りなく止まらない」(笑)良質かつ秀逸なサイトはたくさんあり、自分はそれでかなり勉強した^^からいいか)。川口瑞夫氏は以前アイドル系の号の時にも書いているので見覚えある。ちなみに市川哲史センセは(どこを書いてんだ?)と思ったらP.63の「HEART」評担当だった。なお「少年易老楽難成」連載第28回に「KinKiはボートラの差異だけで2種類リリースする音楽重視…(以下略・続きは本文参照^^)…」云々の言及箇所あり。言うまでもないが、「時代と添い寝しない」というのは時代や社会に無関係無関心ということでは全然なく、その逆で、一時的なものではない、時代条件だの社会条件だのを包括したところでもっと長期的な、本質的に「普遍」性をもっている、ということだったんだなと改めて感じる。すべてにおいて完璧なものなどでは全くなく、「しょーがねーなー」なところ満載(だから数寄の人々が集うと照れもあって口が悪いついおちょくってしまう^^)だとは思うのだが、ただいえることは、今この時がよきゃいい、的な瞬間湯沸かし器な短絡的な流行り廃りの勢いだけでは決して理解できないもの、かもしれない。いや、単純に、おおっぴらにはできないがみんなこっそり隠れて実は好きなだけなのかも(笑)(20070221)
○22時閉店直前の本屋に飛び込み購入後帰宅しておれファン水曜(久々)どんなもんや(QR)に間に合う。でラジオを聴きつつ20分くらいで一気読破(笑)。十年前に行ったHMVイベントでミック・カーン先生と握手(黄金の指にさわっちゃったさっ)さらにCDにサインもらってしまったのが自慢の自分としては、当然この『別冊宝島 音楽誌が書かないJ-pop批評 Vol.47』を読まずんばあらず(九州は発売日が東京より2日遅れ)。唯我独尊(笑)。「性感帯を知り尽くしているかのような選曲」(爆笑)。「ぬらぬらとエロい」(正しい^^;;)。その実、エロさは意外と手堅い職人芸的方法で淡々と織り成されているというのも妥当な指摘だろう(で気づくと古本屋で数百円~で折々買い集めたバンドスコアが本棚に溜まってちゃったりするのだ。家で聴いてて「ここどんなになってるの?」と思って突如スコアを見たくなっては取り出すわけです)。そんな本の方はもっとヤバい内容なのかと読む前は戦々兢々だったが案外そこまでヤバいわけでもなかったみたいだ。ネットで毀誉褒貶喧しく多少の毒舌は見慣れているせいか、こう一冊のおよそ全般的に誉められると「まじかよ?」「だいたい怪獣学入門初版のアソコ第二版以降規制カットしてたりするわけだし(爆)別冊宝島も所詮出版メディアとしては穏便に提灯記事しとこうってんじゃないの?」などとまず疑うのは、すっかり聴く音楽そのものの影響で毒されて逆説的性格と化し人が悪くなっている(ありがちな例:中東ニュースがテレビで流れる時、勝手に脳内でBGM「賽は投げられた」が条件反射的に流れ出す・笑)ためだろうか。主幹クラスとか担当ライター陣や編集陣に元々ヲタクがいたりするのか、ちょっと熱い?ところもなくもない^^。入門編的な曲解説はもう少しコメントがあってもよさそうな(っていっても、ネットで探すともう「歌詞解釈や音構成解説など語りだすと限りなく止まらない」(笑)良質かつ秀逸なサイトはたくさんあり、自分はそれでかなり勉強した^^からいいか)。川口瑞夫氏は以前アイドル系の号の時にも書いているので見覚えある。ちなみに市川哲史センセは(どこを書いてんだ?)と思ったらP.63の「HEART」評担当だった。なお「少年易老楽難成」連載第28回に「KinKiはボートラの差異だけで2種類リリースする音楽重視…(以下略・続きは本文参照^^)…」云々の言及箇所あり。言うまでもないが、「時代と添い寝しない」というのは時代や社会に無関係無関心ということでは全然なく、その逆で、一時的なものではない、時代条件だの社会条件だのを包括したところでもっと長期的な、本質的に「普遍」性をもっている、ということだったんだなと改めて感じる。すべてにおいて完璧なものなどでは全くなく、「しょーがねーなー」なところ満載(だから数寄の人々が集うと照れもあって口が悪いついおちょくってしまう^^)だとは思うのだが、ただいえることは、今この時がよきゃいい、的な瞬間湯沸かし器な短絡的な流行り廃りの勢いだけでは決して理解できないもの、かもしれない。いや、単純に、おおっぴらにはできないがみんなこっそり隠れて実は好きなだけなのかも(笑)(20070221)