○むすび丸「なすの油みそ、っていうんですか」うちだと、なすの味噌炒め、とかって言ってたかな。
きょうの料理(NHK教育、8/3 21:00~)の土井善晴先生が作っていた。
新潟の地元のおばあちゃんから習った(土井先生は大阪の人のはず)郷土料理らしいと聞いて、ちょっとびっくり。本当か。これって全国的にどこにでもある夏の料理かと自分は思っていた。意外と「名もないおかず」シリーズの一つなのかな。
盆休みに家に帰るとだいたい基本の「これだけでもごはんが食べられる」おかずとしていつも出るし、子どもの頃から夏は当然のように食べている。九州で生活していても材料はどこでもある上に、比較的簡単にちゃっちゃと作れるおかずだから、夏は当然作って食べる。麻婆茄子などというぜいたくな物にはしない(そういえば、めったにない来客の時、ごはんのおかずにこれを作って福岡県の当地の人に出したら、これどうやって作るんですか?と聞かれたことはあったっけ。多分九州人にも馴染みそうな甘辛い味つけだし、ごはんが進むとのことで)
土井先生のレシピは、おかずのクッキングの方にもあった。ただし、うちの家の作り方では、先生のように青じそとか洒落たものは入れない。シンプルになすだけ、のこともある。ぴりっとする赤唐辛子は、やはり少し入れた方がいい。青みとしては、なすと一緒に入れるのは、ししとうなどだ(今日は台所に余ってたピーマンを投入)。辛いのが好きな人には、かぐらなんばんを入れる激辛タイプもある(自分は作らないが、親戚の人が好きで作ってるやつ)。
なすの切り方も、皮の色味がきれいに残りそうな輪切りもあるし、半月切りの家もあるようだが、うちは縦に切って入れる。炒める時に砂糖と味噌に少し酒も入れるので、色は悪いが出来上がりは柔らかくなる。出来立てもいただくが、さましたのをタッパーに入れて冷蔵庫に置いておいて、おかずに出したりも。
材料が似ているものとしてはナスを焼いて甘い味噌を塗る鴫焼きもある。この手のなすの料理を見ると、秋茄子というよりも暑い夏のごはんのおかずのイメージだったりする。
たれぱんだ「キイロイトリさんも、レルヒさんも夏は暑そうですね」
本日のBGM:
フラワー / KinKi Kids (NHK総合「あさイチ」8/3 8:15~)
もちろん本日もフル稼働で営業中なので留守録しておいて帰ってから見る。
この歌も「夏」だな。「夏の王様」以上に夏っぽい。
明日の夜の歌の番組紹介で、突然朝からキンキキッズの人が登場、生中継で朝飯を食べている(普通に食っててコメントが素すぎてフリーダム・爆)。こういうの見てる時って全く「夏休みで田舎に行って、親戚の年下の従弟たちが騒いでるのに久しぶりに遭遇する」感覚だよな。やはり世間は夏休みだったのか。
豚味噌というとまさしく鹿児島の郷土料理だったなと思い出す。(20150803)