「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20151223

2015-12-23 | 矮小布団圧縮袋

〇天皇誕生日、やはり出勤している。
 キイロイトリ「チュウシャ オコトワリ」

 それでも平日仕様よりは比較的早く、夕方7時前に家に着けたりする。
 いや、5時過ぎ退社時間だとこの位の時間に帰って家族と夕餉の膳を囲むとか世間では言うのか?
 スケジュール的にそういうのとは無縁の人生になってしまっている現在。
 しかしテレビってこの時間、やってるのって天気予報くらいか。
 その他には知りたいことを何も放送していないから、通常地上波で見るものがこの時間、特にない。
 平日だと夜21時前後に帰宅してローカルニュースと天気やってたら見る。9時のニュースが何か苦手になってしまい、きょうの料理か何かに回して、22時頃からニュースにしておく位。音楽番組があれば録画か、それかCSに回して映画か海外ニュースを見るかといった感じになる。
 テレビで流れる天皇陛下の御懸念と、テレビで流れない三笠宮親王殿下の御懸念と。
 やはり今年はテレビ視聴総時間数がめっきり減った。

 BGM:
 It's the end / L'Arc~en~Ciel (「ray」)
 どうも新曲で「新しい自分へreset」なぞと何やら前向きな歌詞を言われてしまうと、天邪鬼なもので、逆に聴きたくなるのが1999年のこのアルバム。で、HONEYのacoustic versionにつられて再びwalkmanの中のフォルダを開いて聴いている。
 多分L'Arcの人たちも含めてワシらぐらいの歳の者は子供のころからずっと「1999年に世界が滅亡する」と言われ続けて育っているはずで、自分なぞはそのせいか30歳前後から先のことをあまり考えてこなかったところがある。結果的にそれから15年位、一応死なずに生きてきているわけだが、2011年3月以降、4年半たった今、はたしてどうだろうか。滅亡しなかったのか、滅亡に気づいていないだけなのか。
 死の灰から始まりthe silver shiningに終わる(きっとゴシック趣味的に出来た時はそこまで考えられていたかどうか不明だが)悪夢のような近未来SF的「ray」は、今でこそ聴かれるにふさわしい心象風景の音楽なのかも、と思われるような世界観の曲が並んでいたりする。
 「からっぽの言葉、意味を知らずに吐き出さないで」それとも日本は、応援歌しか受け付けられない程に、あるいはシニカルなものに耐えられない程に、余裕の既になくなった深刻な状況なのだろうか。(20151223)
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