〇中央線沿線を見るキイロイトリ。
こっちは山手線。己の「かくも長き不在」を感じる東京である。ここに来れば幸宏さんが住んでいるはずで、元気なうちにもう一度来てどこかで見たかったが、今はもういないのか。などという感慨にふける間は全くなかった。訪問先の仕事中、早速修正必要と気づいて、即刻福岡への電話とメールの応酬で対応願うという慌てた展開となる。さらに数か所の訪問先の予定が押していてほとんど余裕なく強行軍で、どこかに寄って散歩することも今回は無い。
この3年近く、九州北部から外に出なかったために、立川駅を見ても「小倉駅みたいだな」と思ってしまった。自分は九州人でもないのに、そんなありさまである。もともと関東甲信越の方だったんだけどな。反実仮想というのも詮無いことだが、もしこっちの大学に進学して卒業してこっちに就職していたらまた違った展開の生活が展開していたりしたんだろうか。電車の窓の外に見える関東平野が、ずっと果てしなく続いていてものすごく広く感じられる。
中野サンプラザが見えた
BGM:When Poets Dreamed of Angels / David Sylvian (「The Secrets of the Beehive」)
これを聴きに行ったことのある場所だったり(20230310)