〇写真は先日の大阪の出張から帰る時の新幹線の中のキイロイトリで、夕ご飯は駅弁の「太秦のり弁」だった。今週は木曜の出張と金曜の会議で緊張感が続いたので、土曜の午前中は少しゆっくりめに、朝食は食パンで作るちくわパンとコーヒーにしたり、掃除機をかけて洗濯機を回したりする。
その間、昨夜のラジオどんなもんヤをタイムフリーで聴いていたが、博多座の光一先生も、おくやみのことや声の調子を大事にしながらたいへんな中がんばっているらしい。ぜひ福岡で食材を味わって栄養もつけていただきたいと思う。長年、ここに書いてる程度で特にどうこうするわけではないが秘密裡に沈黙しながら誰にも言うことなく応援の気持ちはもっているスタンスは変わらない。自分も、今日〆切の仕事の連絡メールを作る仕事が残っていて、午後は食料の買い出し、明日も来週の作業の準備資料の作成と、他に部屋の片づけや書類の整理などが残っている。ここへきていよいよ、それこそこちらも長年懸念してきた課題と向き合うことが多くなり、年貢の納め時というのかなんだかわからないが、いろいろ山積みだ。できるところから少しずつ、今日はこれ、明日はあれ、という感じで細々と進めていくしかない。まずは当分、暇ということは全くないだろう、目が覚めて起きてる間は。
BGM:Make Up Shadow / 井上陽水
(「サエキけんぞうの素晴らしき20世紀POP」NHK第一、9/14 6:20頃)
先日のように4時半起きで6時出発とかでなく、この時間帯に家でラジオを聞きながら起床後の準備ができるくらいがいい。などと、1993年頃の自分だったらとても考えられなかった。仲代達矢さんの話どころでなく非常に「夜型」の学生だったから。
こんな曲や伊勢正三さんの「NEVER」などが巷に流れていた1993年というのもなかなか余裕のある世界だったようだ(それでいて冷害でタイ米緊急輸入の年だったはず)。だが久しぶりに聞くと、佐藤準さんの転調とアレンジのゴージャスな音色に、この「(「クリスタル」もまだ軽薄な感じがし、その後もっと開き直った反知性主義に陥っていく日本の、もう少し前の時代の)謎の日本語」の歌詞と、陽水さんの独特の声が乗るという、非常に絶妙なバランスの上に成立している楽曲だとわかる。本当はこういう化粧品のお洒落なCMのような感じが当時の若者と大人のトレンドだったらしいのだが、自分にはイメージとして理解できてもそういったモードをこの風貌に直接装うことは全くなく、恋愛のかけひきとやらもBryan Ferry先生の歌う世界以上にリアルでシュールなフィクションそれもSFとしか思えず、普段の日常生活はこういった世界と全く無縁だった。その生活を送り続けた結果として当然のごとく2024年現在の人生がある(20240914)
※のり弁の中はこんな感じ(ちょっと寄っちゃった)生麩のおかずは京都風?うちの方じゃ珍しい