「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20140420

2014-04-20 | 矮小布団圧縮袋

○(大分の近代化遺産のお散歩・その2)

 
 大分銀行赤レンガ館(旧第二十三国立銀行・大分合同銀行・大分銀行本店)[大正2年(1913)、辰野金吾・片岡安建築事務所]が街中の角にあって、やはり目立つ。キイロイトリ「コウイウノ アチコチニ アルノネ」

   
 福岡の旧日本生命のも有名だが、こちらも得意の赤煉瓦の建築。昭和20年の空襲で中は焼けたが、残った外壁を保存して改築しているそうだ。大分銀行の支店として現役の建物で、赤レンガ館として利用されている。
  
 
 …という美しい建築の話でひと休みしないとやってられない状況について。


 本日のBGM:
  交響詩「はげ山の一夜」 /ムソルグスキー(「激突!タカVSスズメバチ」「ダーウインが来た!」NHK総合、4/20 19:30~ *BGM) 
 今朝から仕事でかつ全く予定にない業務がたまたまそこにいた自分に全部回ってきたため、食事時間がとれず昨夜から24時間近く何も食べていない。水を飲む時間もない。さすがに夕方具合が悪くなり他の人にさらにこれ以上呼び止められて用事を言われないうちに帰宅する。今年4月入社の人は入社先をブラックと怖がる必要はない、弊社でも勤続十数年だろうが役職だろうが即戦力で咄嗟の対応が求められる時はこれほど凄まじく人間扱いされない日もあるのだから。悪気がなかろうが、考えなしのために発生する不手際で被害を受けている(悪気でやられるよりもっと悪い)。下手にすみませんと言われても、ますます激怒につながる。それで自分も今日飲まず食わずで働かされて体調不良に陥っている(そして明日も朝から仕事、先週から全く休んでいない。そして残業代は出ない)。だいたい「何も考えず、思考停止のまま、無責任に右から左へ流す」「そのくせ、縦割りで、横と全く協議しない」「同じ安い給料で、働く人だけ働いて、働かない人は全く働かない」。今、世界で起こっている大事故や大事件も、まさしくこんな風な労働疎外が蓄積し誰も何も考えない愚劣な環境から発生してるのではないかと思いを馳せる。もう頭痛がひどいので休む。(20140420)
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20140419

2014-04-19 | 矮小布団圧縮袋

○今日も仕事だが出張途中の景色から。

(大分の近代化遺産のお散歩・その1)
   
 JR日豊本線の西大分駅[明治44年(1911)開業]。
  まさに明治の開業以来の木造平屋建ての駅舎が、色々直されてるようではあるが現役で残っている貴重な駅である。なんだか日常に無造作に溶け込んでいる感じで、歴史遺産然とした高飛車な雰囲気ではない。

   
 だが、この駅舎内自体は、まるで雨をしのぐための待合室のように機能しており

   
 
 (最初の写真の)キイロイトリのいた黄色い通路の橋をわたってホームに行くと、改札と切符売り場がある。もちろんICカードでも出入場できる。

   
  そんな昭和な風景の西大分駅を凄いスピードでぎゅんぎゅん通過していくのが、青い特急ソニックw

  
 最近らしいビルやマンションも向こう側に見えるものの、貨物コンテナが「ナントナク ナツカシイ ケシキ」。普通列車が来た。普通に通勤通学列車で、夕方だと学生や生徒も多くて結構混んでたりする。

 本日のBGM:
 「ロング・グッドバイ」/ 音楽:大友良英 (NHK総合、4/19 21:00~)
 土曜ドラマ。チャンドラーの翻案らしい。金曜朝、偶然ホテルで出がけに「アサイチ」を見ていて、綾野剛氏が「死んだふりでリラックス」の話をやってたのを見たら、なんか文学部ぽいというか不思議ちゃんな感じであった。音楽が「あまちゃん」の大友氏のようだ。浅野忠信さんがフィリップ・マーロウ風で昭和20~30年代風ということで、ちょっとジャズっぽいのか。浅野さんの存在感。若い時よりも年とってくるといい感じですね。(20140419)   
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20140418

2014-04-18 | 矮小布団圧縮袋

○出張中。緊張して疲れたので、仕事一段落の夕方、ちょっとひと休みするキイロイトリである。

 
 大分市内のアーケード街を見下ろせる甘味喫茶・花いちりんのスペシャルを頼む。抹茶のパフェとあんみつが合体しているが、抹茶風味の渋さで程良い甘さだ。熱いほうじ茶もいただける。
 この街には今まで来たことが1、2回しかなくて全く土地勘がないのだが、初めて商店街を歩いた。駅前の地下道に「さっしー」という人(全然詳しくなくてよくわからない)のポスターがたくさん貼ってあり、そこに「どこかと似てそうでどこかにありそうな街なのに、どこにもなくてここしかなく、どこか懐かしい落ち着く街」のようなロゴが書かれてあった。なんかわかるような気もした。

 BGM:Slave To Love / Bryan Ferry (「Boys and Girls」)
 昨日の続きでどこか気分がブライアン・フェリーな大分市内。別にポスターを見て「なんとかフォーチュンクッキー」のサビのとこを思い出してSlave To Loveのサビのメロを思い出したと言いたいわけではないw(20140418)
 
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20140417

2014-04-17 | 矮小布団圧縮袋

○出張で特急ソニックに乗ってます。
 先日テレビでも紹介されてたけど、「耳がついてる?」みたいな形の座席の後ろにチケット入れあり。キイロイトリ「ポケット ツキデスヨ」

 BGM:Over You / The Roxy Music (「Flesh and Blood」)
以前、別府途中下車で初めて泊まった時に偶然ラジオから流れてきて聴こえたRoxy Musicのインパクトのおかげなのか。日豊本線の特急に乗ってる時に聴く音楽としては妙にBryan Ferry先生の歌が何故かのどかに合うような気分がするのだw。(20140417)
 

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20140416

2014-04-16 | 矮小布団圧縮袋

○(写真:新潟交通の路線バスに乗っている時の車窓のキイロイトリ。東大通あたり)
 他にも、たとえば町中を歩いていると


 「笹だんご巻 社員募集」の求人。六十五才迄とは手早く正しくだんごを笹で巻ける即戦力を求めているようだ。未経験者も歓迎。こういうのは新潟以外では珍しかろう。  

 本日のBGM:およげ!たいやきくん / 子門真人 (「怒り新党」テレ朝系、4/16 23:15~)
 鯛焼きってクロワッサンのなんてあるんだw小倉入りパイみたいだな(20140416)

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20140415

2014-04-15 | 矮小布団圧縮袋

○素晴らしい満月の夜であるが、今日も一日怒涛の会議連続であった。帰宅。
 写真は先月、出張時に少し足を延ばして数日実家で休んできた時の新幹線内のキイロイトリ。越後湯沢あたりだ。「ヤマハ ユキガ ノコッテマス」

 
 万代シティ付近で買い物の途中、シドのライブツアーのポスターなんかが貼ってあるわけだが、同じ並びで
 

 !?
 ほんとにあったポスター。「新潟県警察官募集」にレルヒさんが(爆)。インパクトはある。制服が似合いそうでもある。だがゆるい。ゆるすぎる。大丈夫なのか新潟県まじで(笑) ※新潟日報にも記事あり
 元々は真面目な警察学校生実写敬礼写真でタイトルロゴ「新潟を一緒に守れる日」みたいなポスター原案だったのかもしれない。(誰だ掛詞にしたのは><)
 確かに修羅の国福岡に出稼ぎ赴任している自分から見たら、まだ平和な方なのかもしれないが、福岡と同じく日本海側の最前線で、新潟だって凶悪事件がないわけでもないのだし。警察官が「固いイメージ」って、固くて上等(固くなかったらどーするよ)、なのでは?と思ったりもする。

本日のBGM:This Charming Man / The Smiths (「Hatful of Hollow」)
 レルヒさんがかわいかったので。
 (前に書いたことあるかもしれないが)アラン・カー司会の(「徹子の部屋」ならぬ)「アランの部屋」みたいなイギリスの番組で、ゲストがベネディクト・カンバーバッチくんだった回で、ゲスト登場BGMがイントロからして「ジス・チャーミング・マン」だった時は「ぷぷっ」と噴きましたねw(20140415)
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20140414

2014-04-14 | 矮小布団圧縮袋

○再び週明けで平日突貫勤務モードで夜帰る。
 先日は博多駅で帰る途中、交通センター上の金沢「ゴーゴーカレー」を初めていただいたキイロイトリである。

 
 単純に辛さがマイルドか何倍のホットかの問題とは別に、大阪や福岡でいただくビーフカレーって「醤油や味噌が甘く感じられる」ような感じの「調味料的なちょっとした甘ったるさ」が舌に残ると思う。
 この金沢のカレーはそういう甘味が舌に残らない。北陸の味だとするとかろうじて中部だから、西日本ではない東の味付けの方に入る部類なのだろうか。ルーの上に千切りキャベツがなぜ載っているのか?は謎。
 ごはんの上の全面にルーをかけたり、フォークで食べたりするライスカレー(と親世代や祖父母世代は言ってた)が、昔、うちの田舎でもそうであったような気がする(自分は金沢出身じゃないが、もっとさらさらのルーで、そんな盛り方の)。そんな風に福岡市内に店舗が進出しているような地方の「カレーもあるでよ」(南利明のオリエンタルマースカレーのCM風に)ということで

 本日のBGM:マンボ No.8 / ペレス・プラード楽団 (「Best Selection」)
 
 交通センターの上階ってほとんど紀伊国屋しか行かないので、その上は本当に数年ぶりに来た気がするのだが、だいぶ変わっている感じがする。杵屋とかNANDENとかは昔からあるけど。階下がナムコだから若い兄さんたち向けの食事処が集まってくるのか。だが阪急の上のようにやたら高飛車に洒落すぎもせず、ちょっと前までの博多駅の庶民的な雑然さが懐かしく残ってる感もあり。(20140414)
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20140413

2014-04-13 | 矮小布団圧縮袋

○こないだたまたま帰宅時にテレビをつけたらやっていた「超潜入!リアルスコープハイパー [ 最新新幹線&豪華列車の裏側全部見せます2時間SP! ] 」(CX系、4/ 5 19:00~)で、鉄学の時間の中川家の礼二氏によると「JR九州には水戸岡鋭治氏のすごいデザインの鉄道が多い」との話が出てきた。最初はあまりそこまで意識したことがなかったのだが、そう考えてみると、本州に住んでいた時に乗ったり見たりして知っているイメージの列車の色よりも、ヴィヴィッドというかラテン系というのか色鮮やかなのが多いような気もする。

   
 783系特急ハウステンボスと特急みどりの連結部とか、883系特急ソニックの青い車体とか。


 みどりの室内の座席もなんだかきれいだし。
 こんな感じでキイロイトリと出張で乗った時に気づいたら、いろいろ車体も見比べてみたい。   

 本日のBGM:
 「きょうの料理」のテーマ / 冨田勲 (「冨田勲 NHKテーマ音楽集」)
 昔「炎の料理人(少年時代役が堂本光一氏だったかの)」というドラマもあったりした、周富徳氏の急逝を悼み。この有名な曲も冨田勲さん作曲だ。影響力の大きさという点でいえば、この番組で「ごはんがぱらぱらさらさらになる、卵チャーハンの作り方」を学んだ、という人々は現代日本にたくさん存在しているに違いない。うちの家族もそうだし、自分も家で「ごはんがぱらぱらとした炒飯」が食べたくなると卵と葱と何かで、そのやり方で作る。今後も卵で飯を炒める時に周さんを思い出すのではないかと思う。(20140413)
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20140412

2014-04-12 | 矮小布団圧縮袋

○長崎本線を通って出張して帰ってきたキイロイトリです。

   
 たれぱんだ「おみやげに、『復刻版かしわめし』を買ってきてもらいました」
 ふなっしー「ひゃっはー♪」
 
  
 かしわめしが大正2年創業という(100年前か…)鳥栖の中央軒の製作。この包み紙のパッケージが戦前のデザインになっている。(なんとなく配色がふなっしーと服の色のようでもあるがw)
 「金弐拾五錢」「旅は道連れ世は情け」「御互に座席を譲合ひませう」「門司鐵道局」などが、いかにもレトロな雰囲気を醸し出す
 

 中身もシンプルに(ピンクの大根漬けとかフライとかの戦後っぽいおかずは無し)、しかし素朴に海苔・卵・鶏の「正統派かしわめし」な内容ですな♪
 そしてプラスチックでなく、ちゃんと木の折りの容器で、いただくごはんからかすかに伝わる木の香りが、よい。この香りに嗅覚が刺激されると、まさしく「駅弁だ!」という気持ちになり、駅の雑踏やホームのざわめきや車内の空気まで感じる。自分なぞは条件反射的に新潟の新津駅の「三色だんご」を思い出したりもする。

 本日のBGM:
 眠狂四郎無頼控のOP・EDテーマ / 岩代浩一 (「眠狂四郎無頼控」時代劇専門チャンネル、土25:00~)
 この前の、旅シリーズの「眠狂四郎円月殺法」もこの音楽だ。昭和後期文化爛熟の凄まじい1980年代前半の頃らしさ(※時代劇とは大人が夜22時以降に見るもので子供は見てはいかん、寝る時間だ、という大人の娯楽時代劇性)が横溢するドラマ。やはりに博多座で片岡孝夫さん(現・仁左衛門さん)のなんともいえない艶のある感じを一度は生で見てみたい、と思って見ることができたのは、真面目によかったと思う。(20140412)
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20140411

2014-04-11 | 矮小布団圧縮袋

○3月11日からまたすぐ一か月たってしまった。
 気象情報で「山梨で梅が満開」などというニュースを見るにつけ、福岡じゃ一か月以上前だよな…と思うのであった。そのわりに、日が落ちて夜になるとかなり寒い。
 キイロイトリを撮った写真は先月末の東京の両国の桜の時のである。何か銅像らしきものがあるのだが


 「る~る~♪る~る~♪る~る~る~♪るるる~♪」(BGM:冨田勲)
 「徳川家康像」(!?)と書いてある。なぜここに?と思ったら、江戸消防記念会から東京都に寄贈されたものだそうです。

 本日のBGM:
  Never Had No One Ever / The Smiths (「The Queen Is Dead」)
 …みたいな気分というか。周囲の人々も新しい環境と状況でダウンしている者もちらほら出ていて、こっちだって精神的に苦手でダメな季節なのだと繰り返し言っているとおりなのだが、年が上のためか責任ある立場に成熟せよと強いられる(そのわりには大事にされているとは思えない)。
 自分より若い方の連中はもっと賢いしドライだから「他人の都合よく使われて消耗されないうちに」脱出を試みようとするのであり、その気持ちなら自分もわかる。別にブラック企業に限ったことではないのだ(うちもブラックかもしれんが)。
 だがもともと、少なくとも自分は体力も気力も強いわけではないと思うし、無理しないようにするには、黙って自衛するしかないだろう。慣れた場所であってもこの際、人に頼らず気持ちにけじめをつけて心を許さないように自分を律することが今年の課題だ。「中間」の立場というのは面倒なものである。嗚呼、春で何やら世間が浮かれている季節に、一人こういう気分になる時の、まさにザ・スミス。(20140411) 
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