館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

我が家の正月

2006-01-10 10:43:19 | ゆきこちゃんずログ
 例年のごとく、我が家の大晦日は、掃除・片付けそして、NHK紅白歌合戦をゆったりとコタツで見るために、コタツのセットおよびテレビの和室への引越し作業とあいなる。引越しの際、娘の話だと テレビが台から落ちて2回ほどバウンドしたというから、いよいよ「ヤマダ電機」にでも駆け込んで買い替えか・・と期待したが黙々とねじ回しでいじっていた夫の「映るよ。」の一声でほっと一安心。(まったく長持ちするテレビだ!!)コタツで家族そろってお茶を飲んだり、夜食をつまんだりして、「紅白・・」を見ながらなんだかんだ言いながら夜更かしするのが、我が家の恒例なのだ。
 そして、紅白が終わって、歩いて東方5分程の春昌寺の鐘をつき、新年を迎える。今年も東京から久しぶりに帰った三男も加え、いつものように家族全員そろって年越しができた幸せと「平和」に心から感謝する。
 今年は、おまけがある。年末に久しぶりに会ったロストの元団長O氏婦人から初孫ができたことを聞く。「O氏よ。おまえもか・・」(同じ年なのだ。最近は珍しい話でもないのかもしれないが・・)そして、城沼のほとりの喫茶店で初日の出を見ないかと誘われる。
乗り気の夫に誘われて 凍てつく新年の朝、約束の場所へ向かう。(郷谷公民館
ことばの教室前)あいにく、雲に覆われて初日は見られなかったが、4人の懐かしい顔ぶれに会えた。
 ガラス越しに、凍った水面、寒そうに固まって眠る水鳥を目の前に眺めながら、おいしいコーヒーとサンドイッチを味わった。
 仕事に疲れきって第一線を退いたり、突然の病から職場を離れたりと色々あるが突っ走ってきた生活をふと立ち止まると これまで見えなかったもの、見落としてきたものがあちこちあることに気づくものである。それらが、美しく、まばゆく疲れた心をやさしく癒してくれる。休めるときはゆっくり休もう。
 「板倉方面を走ってから、帰ってお雑煮でも作るわ。」O婦人は、爽やかに微笑んで愛用の自転車で走り去った。
 早起きは素敵な思い出を運んでくれた。私も帰ってから張り切って来客用の料理作りにいそしんだ。今年はどんな1年になるのだろう。

コメント (2)
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