館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

みなかみ温泉・ワケあり家族旅その2・完結編。

2009-09-30 06:59:35 | 旅は続く


これは、9月19・20日の記録である。

みなかみは、うっすら紅葉が始まっていた。



咲き始めの彼岸花は、これまた、秋なのだ。


♪めぐる秋の風が吹く 川のほとりの彼岸花 真っ赤に燃える花なのに 心を許す人は無し

同じ土 同じ草 変わりは無いのか悲しいぞ 人は去り時は流れ 変わって行くのか悲しいぞ♪

川のほとり・詞 笠木 透



宿の真下は、利根川上流の流れ・撮影19日夕方。



撮影20日朝・・・

ってな。同じだ。

飽きないんだな!何度も・ずっと見ていた。

あの流れの泡立つ落ち込み・その右の大岩・あそこには岩魚君だな。
しかも、この大きさの川なら、尺クラスだ!

1ヶ月前、盛夏の中なら、あの泡立ちの切れる瀞で、口を空けて餌を追ってるな~

きっと、人も多く入るだろう?
でも、生き延びて、老獪になった尺が棲むに違いない!

釣りたい!道具持ってくればよかったか!

などなど、妄想の中に、眺めは飽きない・・・・・



遊歩道の脇の荒地に、栗の木が1本。

おいしそうに口を開いた、栗のイガを剥けば、大粒の栗だった。



沢胡桃がいたるところに落ちている。

無意識に拾ってしまう、悲しい習性なのだ・・・

栗は非常に旨かった・・(後日談)



いきあたりばったりの女房の旅は、翌日「りんご狩り」になった。

宿にあったパンフ参照!

群馬の沼田は、りんごの産地なのだ。

群馬では一番旨いと評判の地だ。

ここから、高速で帰り道・手ごろな場所だった。

目指すは「原田農園」!!

向かっている最中に、友人の「原田」なる人から携帯が入った!

「何してる~」「いや、家族旅行で今からりんご狩りにな~」などの会話をし、要件も済ませた。

果たして、「原田農園」は、宿・食堂・など複合的の営む、巨大な農園であった。
観光バスなどが止まっていた。

農家の小さな出店・側には真っ赤に熟すりんご・おばあちゃんや若い嫁が、店先で受付や販売など愛想良く働き・おじいさんが籠など配って、畑に案内し、どのりんごが今はんまいかなど、武骨に教える・・・・

そんな想像を凌駕する、観光農園にたじろいだ!

先の、原田氏のTELは、「原田はダメだぞ~~」ってお告げか?

マジにそんな会話を女房として、ワリワリは、小さな農園に方向を変えた!



んで、この小さな農園に来たのだ。



おばちゃんと嫁が受付だった・・・

おじいさんと、若い跡取り(かなり想像が逞しいが・・・多分当たっている)が籠・包丁など用意してくれた。

おばあと嫁の愛想は良かった。




たわわだね~

でも、農薬タップリだね~~



ひたすら大きいのを狙うやつ・なるべく赤いやつを狙うやつ・・・・

現地で食べる、もぎたては、すずめ蜂が食べた跡があるやつが、旨いのだ。
必死に探したが、ここではまだ無かった。

もぎたての酸味の残る、ジューシーなりんごは旨かった。



かなり食い意地が張ってきた。

やつは、ホント・・・食い物には浅ましくなってきたのだ・・・



でかいの入れると、喉につかえて、大変な事になりますよ!キラちゃん!

全く、親に似て、食い意地が張ってるぜ!!!


そんなこんなで、訳あり家族旅は、終わったのだ。
コメント (18)
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