シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

10月8日 国道308号をてくてく

2007年10月08日 | 山歩き
10時に地元の駅集合。朝から雨。でも湿度が高く、駅で待っているだけで汗ばむ。今回のお寺スタンプラリーは一箇所、西大寺だけと聞いて、少し安心。

コースはいつも、経験豊富なリーダーが決定。缶ビールや即席味噌汁とか、ここでこんなん出てきたら最高やなぁ、と言うところで、そのとおりのサプライズが出てくる。まるで、びっくり箱みたいな人である。驚かす為に、人数分の重い荷物を、知られないように持ってくる努力には、頭が下がる。リーダーのリーダーたる由縁である。

だから、今回のサプライズは何? とか、無粋なことは訊いてはいけない。
でも今回のサプライズは、過去最大のタフコースでありました。そういうのは先に言って欲しい。腹痛にでもなって、雨の中、のこのこ出てこないのに。

新石切駅から、傘をさして登りだす。国道308号。車1台がやっとの幅。急すぎるのでアスファルトではなく、コンクリートに丸いグリップパターンが付いている国道。通過する車から、ブレーキやエンジンの焼けた匂いがする国道。

峠までの距離が解らないので、大股でズイズイ進めない。30度近い斜面を風のない雨の中、牛歩みたいにじりじり登る。湿度が高く、タオルがぐっしょり。30分毎に、絞るとジャーッと汗。自分は体質的に異常な汗かき。水分を取れる限り平気なのだが、知らない人は目が点になる。

 ようやく、暗峠。雨が一番キツイ時点で、峠の茶店。「どうぞ、中でお休みください。お弁当持参でもいいですよ。」とのこと。
オニギリを持っているけど、何も頼まないで上がりこむのは、ずうずうしいかな。けど雨の中で立ち食いもなんだし・・。と、言葉に出せないでいると、おばさんが、「できれば何かドリンク頼んでいただければ・・。」と実に上手に客を読む。缶ビール人数分頼んで上がりこみ、畳にアグラ、冷えたビールで一息。オニギリ3つが胃に入ったとたん、マジックみたいに蒸発。

昼食後、雨が止む。奈良の下り工程が涼しく気持ちいい。手打ちうどんとかこだわり系の店がちらほら。車の数から人気は上々のようだ。次はオニギリなしで集合したい。    

またじりじりと登り。きっちり晴れて快晴である。追分梅林、給水タンクを通って、またもや汗だく。飲んで、汗かいて、タオル絞ってジャーッ、の繰り返し。500ml×5本消費。平地に入ってペースが上がる。なんか少し歩調が焦り気味。飲んでは絞り、ついて行く。

西大寺にようやく到着。4時半で閉館の所、4時20分着。少し休憩回数を増やすと一日フイになる所。約6時間の歩きの集大成である貴重なはんこを頂く。前回の大峰山より、ガッツリ、大量の汗をかきながら歩きました。充実感もガッツリです。

着替えて、すぐそこにある大和西大寺駅から、生駒を経由し、新石切駅を通過する。電車でも結構時間が掛かって、満足感を増してくれる。これが一瞬だと悲しい。

帰ってから、パソコンでチェック。トンネルで生駒を貫通する第二阪奈を使うと19km。当然、308号でウネウネ登って降りてなので、20kmは軽く超えている。
今度こそはGeko201をデビューさせて、カッコイイブログに仕立て上げるのである。

使える骨董品

2007年10月08日 | カヤック・艤装
 最近、カヤックのブログをみると、みんないい道具を使っている。細いロープでカヤックと繋ぐので、大丈夫といえば大丈夫だが、上陸の際に転覆して破損したり、砂まみれにする可能性がある。

 シイラとかはドラグを緩くして距離を取ってからファイトしないと危ないし、ジギングでは根掛かりを不安定なカヤックの上から安全に切れる上限として、リーダーを30lbまでとしている。だから、巻く速さ以外の強度うんぬんとしては、昔、バイトで買ったバスタッルで充分なのですね。

 ダイワGS5000スーパーミリオネア。なんでもアメリカの有名バスプロとの共同開発による、ダイワ初の本格的ベイトキャスティングリールとか。シマノバンタムに続き2台目として、バイト代叩いて購入したものの、アメリカ人の手に合わせてしまった為か、腰高で親指がリリースしにくく、あまり使わなかった。
 25年ほど前のリールが、PEラインを巻かれて、水深50mの根魚キラーとして海で活躍しているなんて、設計スタッフも想像すらしていないでしょうね。
 海用ではないけど、使った後、ホースで水洗い。出撃前日、クレのスプレーをシュッシュッとやって、少し回転させてメンテ終了。他のソルト用と同じ扱い。このクレというものを導入してから、音が出ることはあるものの、リタイアしたリールは1台もなし。
 クレで蘇る骨董品、あなたの押入れにもあるのでは。