ジグミノー2
写真は、私のどこでも工房。
暖かいテレビのある居間に持ってきて、子供といっしょにお笑い番組を見ながら、台所仕事の音をBGMにルアーを作ります。爆笑のタイミングは、見逃しません。
風呂で泳がす手前まで、1個1時間を越える場合は、残業代で買ったほうがマシ! というのが私の一つの尺度。高性能ミノーが400円ぐらいでバーゲンしたりする今は、その尺度も崩れております。金使って夜の街を徘徊するよりは、マシなアソビと言う認識程度。
塗装に凝って、立派な工房を作る人もいますが、オフシーズンの寒い中、一人家族と離れて別の部屋で作業することが、まずできません。
というか、バルサを削ってサンドをかける、溶剤系塗料を使う、の2つをルアー作りから排除すれば、写真の箱1つで事足りてしまうのです。
発砲スチロールのくずや危険なステンレス板の切れ端は、箱の中にすべて落とします。箱の掃除は年に一度ぐらい。
溶剤系塗料は、ラリッてしまうまでいかなくても、無意識に体が求める習慣性の中毒もあるとか。他にやることないからと、なんとはなしにルアーに色を塗っている人は、気をつけたほうがいいです。
動画は、動かなかったジグミノーに、アルミカンを切った平らな腹を抱かせて、動くようにしたもの。
ビニール袋で包んでしまうやり方は、どんな異質な材質も、立体、平面どんな形状のパーツも、一体化してしまうスーパーなんちゃって塗装なのであります。