嵐の夜、身動きができなくなり偶然同じモーテルへ居合わせた男女11人。
そこから殺人が始まり1人1人殺されていく。犯人は誰なのか。孤立したモーテルを舞台にしたサスペンス映画。
どんでん返し系の作品と聞いて、どんな展開になるのか楽しみにしてましたが、ホントに意外な展開でしたw
アイデンティティってタイトルに意味があったんやね。見返そうとまでは思わんが「なるほどね〜」って感じ。面白い発想やと思う。
ビリーミリガンという、実際に多重人格の殺人犯がいて、その人も精神鑑定で無罪となり、治療の末、釈放されています。
リアリティとイメージを織り合わせた、斬新かつ画期的な内容。
ラストがかなり胸糞ですがw
物語として見事というよりかは単純に嫌な終わり方w
マルコムやクソガキ以前にコイツを無罪にした弁護団と医者が。
やすやす殺人犯を解き放っちゃうし。なんかコンクリ事件とか、残忍な事件の結末みたいな後味の悪さ。怒りが混じる胸の苦み。
これもリアリティ故やろうけど。
とはいえ1時間半で見応えたっぷり。面白い作品でした。
では、また。