今年の映画納め。パーフェクトデイズです。
ふと見たくなって鑑賞。こんな年末に劇場行くなんて初めてかも。
ドイツのヴィム・ヴェンダース監督の日本映画という異色作。
元々は渋谷区に公衆トイレを作ろうという『THE TOKYO TOILET』というプロジェクト。
そのプロジェクトのPRで短編映画を製作という話になりヴェンダース監督を招聘。
ヴェンダース監督は小津安二郎監督のファンということで、来日を期に本格的な長編映画を撮りたいという意欲が出、今作に至ると。
中々に紆余曲折ですが、面白い作品でした。
が、正直、何が面白いのかはサッパリ分からないw
ストーリーは、役所さん演じる平山というおじさんの生活を描いた作品。
特に何かが起こるって訳じゃないすからね。
あらすじだと、平山の過去に何がって書かれてて、ちょっと身構えてたんですが。
結局、物語も分からず終い。期待するも何も普通のおじさんの話ですからw
最近、こういう1人の人間の人生系の作品多いが、大概、物語が尻切れトンボ。
まぁ、難しいんだろうね。誰か敵を倒したら終わりってわけじゃない。人生だから。
ただ、俺の隣で見てた母は大号泣でしたが。
母曰く、「年寄りにならんと分からん」らしい。
サッパリ分からなかったけど、面白いは面白いと思った。
というか、時間がすぐ過ぎました。役所さんのドアップが出て「まさかここで終わり?」と思ったら本当に終わっちゃったw
感じたのは役所さんの名演に尽きるってとこかな。
役所さんはカンヌで主演男優賞受賞。
とにかく目が離せない。そしたらいつの間にか時間経ってた。
だけん、面白いとは別なんかな。まだ俺には早い映画だったんかw
いずれ理解できる時が来るのか。
10年後20年後、またこの映画を見返したいと思える人生。そういう時を過ごせたら良いなと少し思う。
では、また。良いお年を
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