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ぶどうのなみだについて、その繕い裁つ人

2018-01-11 14:24:00 | 三島有紀子
しあわせのパンに感動しちゃって三島監督作品を何本か見ましたよ。
ただこの2本、あんま面白くなかったな~っていうw

まずは「ぶどうのなみだ」。三島監督作第2弾。
大泉洋×北海道という最強コンボを擁して、あんまパッとはしなかったかな。

うーん、夢を絶たれた指揮者、少し捻くれた小難しい性格。大泉洋さんには合わない役柄だった。
ヒロイン役もスコップ片手に頑張ってましたけど、正直、意味不。キスシーンとか絶対いらなかったし!!

ロク役の染谷将太は好きなんだが。力を出し切れてない感じ。
作品全体の影のある雰囲気といい、やりたいことは分かる。でも監督の持つ良さや世界観にはマッチしてなかった。

人の失敗とか苦悩。共感できる部分はあったけど、もっと描き方があったんじゃないかな~
まぁ、好きな人は好きなんじゃね? ただ俺はこういう作風を三島監督には求めてないぜw

次、「繕い裁つ人」。第3弾。パン、ワインと来て服のお話。
これこそズバリ好きな人は好きって感じかもしれん。

服には人を変える力がある。良いものを作りたい職人の生き様や気風、そういう力強いメッセージがあると思うんですけど、展開は間延びしてて退屈だったかな~とw
良く言えば静かな映画。波風立たず、その中で本当にゆっくりと主人公の時間が動き出す。見る人が見れば好きって言う人はいると思います。

俺はあんま面白いとは思わんかったが。ただ自分で見て確かめてほしい映画ではある。ぶどうのなみだは別に見なくていいw
しあわせのパンのインパクトが強かったかもせんな~。試行錯誤してる感じはあるし、監督として新しい挑戦をしたいってのも分かるんだがな……

原点に立ち返ってほしい。では、また。


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