おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

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しあわせのパンについて、その月とマーニ

2018-01-05 02:50:00 | 三島有紀子
三島由紀子すげぇ。伊達に三島由紀夫と一文字違いなだけのことはあるw 天才じゃったか……! 
地方を舞台にした作品は昨今腐るほどありますが、一番の作品だと思います。

さすが大泉洋さん。北海道だと無双ですねw
そして原田知世さんも……実写でまじまじと見るのはこれが初めてのような気がする。

マジョアヴェニール役の声優として著名な声優ですがw
すっきりと透明感のある演技。北海道の大自然によく合ってた。

おジャ魔女の時とはイメージが違いますよね。おジャ魔女の時は少し退廃的な、重苦しい部分がありましたけど、そこは数百年を生きる魔女の精神的な部分。
その魔女がたかが数十年しか生きられない人間との繋がりや人間界に居場所を求める、一種の矛盾を表してたんじゃないかなと俺は思うんですよね。

ちゃんと演じ分けてんだな。役者ってすげぇ。
魔女だけでなく人間も演じられるというw まぁ、それが本職なんでしょうけど。

話が逸れました。演技だけでなくストーリーも面白かったです。
夏から始まり春までの四季、水縞夫妻が営むパン屋で起こる四つのストーリー。見やすくて良いですよね。

特に冬編の老夫婦の話が良かった。めっちゃ泣いちゃったよおいw
この映画見て人生観が変わったとかいうレビューが多いけどその理由が分かる気がする。

人の行く末というかさ……言葉では言い表し辛い。
映画ではカンパニヨって、それが答えなんだろうけどもっと深い。切なさとか寂しさがあると思うんだよね。

パンを分け合う。美味しい物を一緒に食べる。家族の原点。
誰かを照らし、照らされている。童話的というか、見る人によってはわざとらしい演出かもしんないけど。

こんな世界観ありえないじゃーんって。言いたい気持ちも分かる。
それを敢えて受け入れろ!!w 別に感化されろとか生き方を変えろって訳じゃないんだから。

2018年は初端、良い映画を見たな。
今年も宜しくお願いします。では、また。


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