ゴルゴ13でお馴染み、去年に亡くなられたさいとう・たかを氏。
そのディザスター漫画。
ストーリーは、
197X年、地殻変動による巨大地震で世界は崩壊。偶然、生き残った少年。主人公・サトル。過酷な世界を、経験を糧に、身一つで生き残る。
災害系、日本沈没とか好きな人にはたまらん作品です。
読んでてドキドキする。この終末感、狂おしいぐらい好きw
普通だったら仲間が増えるとかありそうだけど。
どこかに定住するとかもなく。基本はサトルの1人旅。
70年代の作品とあって、冷戦真っ只中。
現実の緊迫感も相まってか、現代の作品とは凄みが違う。
それに現代に通ずるというか、的を得てる内容でもある。
志賀じいさんはガチの預言者だと思うw
地球温暖化の嘘とか。未だに信じてる人がいるみたいだけど。
50年前からこれを言ってるってのがね。
昔の漫画家ってインスピレーションが凄いよな。
「工業重視で農業を蔑ろにしてる」って件も、現代を突いてる。
少なくとも小麦は今年の秋冬には食えなくなる。
これまず、ほぼ確定と言われてます。
ウクライナ戦争による、輸出入の乱れ。他の物品もそうだけど。
特に小麦は各国、輸出を停止してる国が出始めてる。
んで、日本の小麦輸入先である米豪新は今や異常気象の真っ只中。
不作が確実視されていて、戦争の揺さぶりも重なって……
じゃあ、日本にはコメがあるじゃないか?って、いやいやいやw
今の需給率や生産者の高齢化の悲惨さたるや……
小麦が手に入らないと、コメも今の値段ってわけにもいかないしな。
何より、小麦を扱う業種は一挙に不況へ陥ると。
地殻変動のような劇的なことは起きずとも。
真綿で首を締めるように、地獄というのはゆっくり近づいてくる。
そういう意味では現実は小説より奇なりってとこかな。
皆さんもサバイバルを読んで、危機に備えましょう!!w
では、また。
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