2002年から05年まで連載されアニメ化もされた福地翼氏の人気漫画。
唐突に読みたくなって全巻購入。
こうやってまとめ買いできるのが、大人になって良かったと思うとこ。
ストーリーは、
100人の“神”候補が選んだ100人の中学生。その中学生を戦わせ、最後に残った者には『空白の才』を。神候補は次の『神』の座を得る戦い。主人公・植木耕助は神候補・小林に見いだされ、己の正義を貫くため、死闘を繰り広げる。
なんかガッシュ感もありますが、それは言いっこなしw
王道かつ、良い意味で佳作のバトル漫画です。
てか、先に謝まんなきゃいけないっすね。
一昨年くらいに、俺「鬼滅の刃」ボロクソに言っちゃったけど……
うえきを読んで思いだしました。
「少年漫画って、本来こういうもんだったよな」と。
鬼滅読んだ時は行間の無さ、説明の無さ。めちゃイラついたが。
うえきはそれに輪を掛けて、行間・説明がない!!w
ルール説明したら、「ハイ! バトルスタート!」って感じ。
読んでたら、「あ~、そういやそうだったわ」と思って。
子供の時は読んで「なるほど!」って。すぐ順応してたよな。
少なくとも、俺は当時も読んでたけど違和感とかなかったもん。
やっぱ、大人になって回りくどくなっちゃったんだな。
細かいこと、ガミガミ言うようになった。大人の悪いとこ。
吾峠先生にはホント、悪いことをした。
鬼滅のファンの方にも不快な思いをさせて。
記事を消すまでしませんが。
一応、俺の当時の素直な気持ちでもありますので。
戒めとしても残しておきます。
今日から心を入れ替えます。大変申し訳ありませんでした。
さて、謝罪はこれくらいにして。
うえきの法則、面白かった。当時、読んでいた懐かしさも込みで。
こういう話やったんやな。うろ覚えの思い出は大事だが。
事実との擦り合わせも心がグワッと活性化するような気がして良い。
あんま俺、バトル漫画ってそんな好きじゃないんだが。
読んだら止まんないねw テンポ良く話が進んで飽きない。
バトルも凄い派手な大技とか使わないし。地味だけど、そこがいい。
技・攻撃の応酬がスピーディで見応えがある。
特にヒロイン・森あいとカバラとの戦い。
少年漫画屈指の名エピソードだと思う。
初心者が戦うとかではなく無能力者。普通の人間が戦うという。
工夫とか知恵を駆使して敵に立ち向かう。
目を見張るな。正直、改めて読んだ時驚いた。
斬新だし、普通なら早目に能力とか付けそうなもんだけど。
ここは福地氏の非凡さが際立つ。
普通のバトル漫画ながら、アニメ化まで果たす由縁だな。
それに、なんか教訓でもあるんかね? 諦めない心とかw
ここで大概の人がうえきを一気に好きになると思う。
植木VS佐野も良い。何度も読んじゃうわ。
うえきの良点である技の応酬。ここに結実する。
佐野とのライバル関係、友情等。エピソードとしても確立してる。
ドクラマンション編から加速度的に物語が面白くなる。
まぁ、ただ……鬼滅の件で反省した矢先、悪いこと言いたくないが。
終盤のネタ切れ感は否めないw 完全に力尽きとるw
マリリン戦までは、本当に傑作だったけど。
バロウ戦から一気に墜落。子供の時にはどうも思わなかったけど。
大人になったら気付いちゃうもんなんだなw
「あぁ、ネタ切れなんだ」って。悲しいなぁ。
まぁ、長編になってくると波風あるだろうし。
このまま四次選考があったら、評価も変わってたと思うが……
全部投げっぱなしでアノン戦へ突入w
李崩との決着は? ヒデヨシ・鈴子のレベル2は?
限界だったんだろうな。まぁ、前の俺ならボロクソ言っただろうが。
今は暖かい目で見れるw 無理なもんは無理だからね。しゃーない。
少なくとも14巻くらいまで楽しませてもらったし。
中古で安い分、買って損したとは思わない。
とにかく李崩・ヒデヨシ・鈴子はもう一頑張りしてほしかった。
それだけやね。後は充分満足。
最後のエンディングも綺麗で良かったし。
果たして、植木は『空白の才』に何を選んだのか。
ぜひ、皆さんの目で確かめてください。
久々に読んでみ。面白いよ。
では、また。
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