アメリカの作家テッドチャン氏の『あなたの人生の物語』という小説原作。
未確認飛行物体との接触をテーマとした映画。
SF作品の中で傑作と言われてる有名作。
見よう見よう思ってたんだけど、ずっと先延ばしにしてたw 最近ようやくやる気が出て視聴。
ストーリーは、突如として未確認飛行物体が世界各地に飛来。
言語学者のルイーズ、物理学者のイアンは“ヘプタポッド”と呼称された宇宙人との対話に挑むといったお話。
「なんか宇宙人が来たんやけど何話してるか全然分からん」という、直球すぎる導入。
当たり前すぎて逆に盲点な切り口。面白い発想やな。
凄いしっとりとした、品の良い作風。
丁寧な語り口で話に引き込まれる。
地味なんやけど、宇宙人に対する不信感や畏敬、その先にある答え。
宇宙人を通して、人類や地球の未来へ向けて、暖かいメッセージ。
どうやら原作小説のファンからは不評らしいが。
確かに懸念として、ルイーズがなんで未来を読めたんかは謎で問題を全部解決しちゃうんは安易だったかなとは。
ただ不満点はそれくらいで、終盤は理屈無用な展開。聞くのは野暮って感じw
未知へのアプローチが心象的な話へ繋がってくけど、何でもかんでも理屈が通ってりゃいいわけじゃない。
映画自体、前向きな内容で、SFだからこそ、こういう展開であってほしい。
では、また。
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