おジャ魔女どれみと徒然

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ハロウィンについて、そのKILLS

2022-05-07 20:04:00 | ホラー映画

 2018年、ハロウィンの夜。ローリー親子とブギーマンとの死闘。
 ブギーマンは炎の中へ消え、戦いは終わった──はずだった。

 ハドンフィールドの町に再び恐怖が舞い戻る……。


 前作はつまんなかったけど完結編ということで。
 供養のために見ようかなと。期待してなかったが中々どうして……。

 面白い。冒頭から殺人鬼全開なのが良い。
 やっぱあのピアノリフ聞くと興奮する。こう聞くもんだよな。

 てか、今回はブギーマンが主役というよりも。
 ブギーマンが出現したことによる影響、町全体に広がる恐怖が主。 

 主人公はハドンフィールドという町。意表を突かれた。
 病院でのパニックとかエンディングとか。現代を揶揄してるんかね?

 人はすぐ恐怖に駆られ、惑わされ右往左往。
 乱され、騙され、レミングの集団自殺のごとく一直線に狂う。

 正に疫病や戦争に曝される現代を象徴。縮図だな。
 ホラーでこんな社会派見せられるとは夢にも思ってなかったw

 40年前のキャストも総出演ということで集大成。凄かったです。
 まぁ、全員死んじゃうんですけどねw

 まさか走者一掃の逆転ホームラン。
 キャストほぼ全滅で本当の供養になってしまうとはw

 最後まで読めない。楽しませてくれるわい。
 ただ、今までブギーマンはギリ人間だったのが良かったんだけどな。

 ギリ倒せそうってのがハラハラさせられるというか。
 今回で完全に不死身になったってこと? 概念系殺人鬼へ移行?

 そこはちょっと肩透かしというか。
 まぁ、集団リンチで倒されるのも興醒めだし。これで良かったかな。

 続編あるんかね? あったらあったで面白そうではある。
 ローリー頑張りすぎだけどなw サラコナーズじゃんw

 かなり捻った展開でしたが、的を見事に射てた。
 ラストの引きといい、前作のつまんなさを払拭・克服した。

 カムバック賞だw おすすめです。
 では、また。




ひまわりについて、そのI Girasoli

2022-05-02 01:42:00 | ラブストーリー

 ウクライナ戦争が始まり、注目が集まった一作。イタリア映画。
 ロケ地がウクライナなこともあり、上映する劇場が増えてるんだと。

 ストーリーは、

 1942年。イタリア・ナポリで結婚した夫婦。
 新婚から2週間足らずで、夫はロシアへ出征。

 短いながら幸せな一時を過ごした妻は夫の帰りを待つ。
 しかし、夫は行方不明となり……。

 かなりストレートな恋愛映画。
 なんか往年の、いかにも外国のラブロマンスって感じw

 まぁ、70年代の映画だから、年季あんのは当たり前w
 だけど、悪口ってわけじゃない。完成度自体めちゃめちゃ高い。

 現代でリメイクされてもおかしくないと思う。
 ストレート、往年、年季。だからこそ面白さは鉄板。

 出会い、逢瀬、別れ、再会、惜別。テンポ良くぽんぽんと。
 オシャレの国・イタリアですが、映画作りはシンプル。心得てる。

 音楽も良いよな。そういやイタリアは音楽の国でもあったな。
 BGMが今も頭から離れない。中毒性めっちゃ高いw

 こういう映画が掘り起こされるんだから。
 戦争とは何とも因果なものよ。

 今が平和だから、こんな戯言も言える。
 いつまでも映画が楽しめる世の中であってほしい。

 では、また。