岡山県美咲町の「岩間山本山寺」に行ってきました
最初に迎えてくれる仁王門は県指定の重要文化財となっており江戸時代前期から中期の1686年に建立され、檜皮葺きの屋根で雰囲気がたっぷりです
長屋門は打ち込み接ぎの石垣の上にあり埋み門の形式となり城郭の門を思わせる佇まいです
当時の藩主の寄進により幕末の1845年に霊廟の番所として建てられ警備の寺侍の詰め所として使われたようです
常行堂:永正16年(1519年)建造、檜皮葺
岡山県指定重要文化財
三重塔:江戸時代初期の承応元年(1652年)津山藩主森忠政によって建造
檜皮葺で三重塔としては岡山県下最大で国の重要文化財です
本堂は南北朝時代にあたる1350年建立で、檜皮葺きの屋根に、和様式と唐様式の折衷の造りになっている寄棟造で建てられており、岡山県内でも長福寺の三重塔に続く古い建造物です
始めて来ましたが あまり知られていないのか貸切り状態でしたが 見どころいっぱいです
訪問日:2023年4月8日