今日は 岡山県北のJR因美線 津山駅~智頭駅間で行われた「みまさかスローライフ列車の旅」に出掛けてみました
平成19年より 春と秋に 旧国鉄色の キハ28-58が 途中の「美作滝尾駅」「美作加茂駅」「美作河井駅」で20~30分停車して 地元のおもてなしイベントが見れる JR西日本の企画です
今回は 職場の方と 車で 追っかけで 最初は「美作滝尾駅」です
以前にも ご紹介したことがありますが 今回はイベントとあって 駅舎の中も公開しています
当時の物が そのまま残っています
奥には 休憩室の和室があります
ふすまを少し開けて 盗撮です 昔はここで宿直もあったのでしょうね
休憩室の表には 流し台もあります
どこか 懐かしい雰囲気です
右側の壁には こんなポスターが
昭和53年 国鉄編集のトラベルフォトニュースです 一部 特価150円と記載されていました 今は無き特急達が 載っています
近くの壁には こんなものも
1999年12月まで 因美線ではタブレットが使用されていました
ここで天井を見上げると
寒い冬は ここにストーブの煙突をつないで 排気していたみたいです
この駅舎の室内を見ていると映画「鉄道員(ぽっぽや)」思い出します
先程の事務机の上には
駅名の印判が残っています 左には「荷物配達区域表」があります
昔は 鉄道が貨物輸送の主力だったことがわかります ホームには
荷物の計量秤とリヤカーがあります
この駅は開業 昭和3年で 証明する名板が
ホームの柱で見つけました
そろそろ 主役の列車の到着時刻になりますが 駅の反対側の田んぼには たくさんの 撮り鉄さんたちが
田んぼの間に見える車は全部 撮り鉄さんたちですが 大声が聞こえます
撮り鉄A「前のおっさん邪魔だ」 撮り鉄B「うるさい後から来て 文句言うな」 皆さん苛立っています スローライフイベントなんだから 落ち着いて
と言っているうちに 主役さんの登場です
昔は この駅も 2線ホームの駅だったのでしょう レールの曲りが物語っています
到着です
国鉄色いいですね
後にも 行ってみます
線路に降りて ローアングルから
この日は この2両に 約230名の乗客がいたそうです
ホームには 乗客と撮り鉄さん達が 入り乱れています
車輌側面のサボ受けも
マナーの悪い鉄っちゃんがいるので 取れないようにバンドで固定されています
駅前では 大勢の方々が イベントテントに寄っています
地域密着イベントで これからも続けてほしいものですね
最後に いつもの おまけを
この滝尾駅は 映画 寅さん最終作の冒頭に登場した駅で まだ寅さんが滞在していました
無理やり寅さん役になったのか イベント会場から離れ 一人座っていました
寅さんの気持ちわかります 不向きな仕事はやりたくないものです