河井議員夫妻が逮捕されました。
運動員報酬を水増しした件だけかと思いきや、選挙前に現金をばらまいたとか。

昨年7月21日に行われた参議院議員通常選挙でのことです。
この選挙の広島県選挙区(定員2名)で、東京地検特捜部は、夫妻が地元議員ら94人に総額約2570万円(克行氏2400万円、案里氏170万円)を配ったとしています。
自民党本部は、河井案里陣営に、選挙資金として通常の10倍の1億5000万円をあてがいました。
同選挙区で、長年議席を確保していた同党溝手顕正議員には1500万円です。
1.5億円で参議院議員になれるということが驚きです。
同選挙区の溝手顕正議員が落選したということは、その溝手顕正議員を支持する票が現金で河井議員に流れたということでしょうか。
溝手顕正氏は、前々回参議院選挙(H25第23回)で、521,794票を得て当選しました。
ところが昨年の参議院選挙(第25回)では、270,183票で河井案里議員と25,688票差で次点に甘んじています。
単純に比較はできないけれど、その差251,611票は金で買われたということでしょうか?
(河井氏と溝手氏の票を合計すると566,054票です。自民党としては44,260票伸ばしています)
官邸に近い議員の妻に通常の10倍もの資金提供があったこと(政党の私物化?)自体不可解ですが、

一番の問題は、自民党本部が河井案里候補に出した1.5億円は、党が集めた資金だけではなく政党助成金という税金が含まれているということです。
令和元年度政党交付金の自民党受け取り分は17,647,718,000円(参議院選挙後変更額)です。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000642248.pdf
税金ですから、会計報告が必要かと思いますが、その「使途等報告書」は人件費及び光熱水費を除く一件5万円以上の支出とその領収書のみが対象となっているのです。
税金の支出なのに、なぜこんなザルなのでしょう?
私が勤めているときの会計報告は1円たりとも使途不明金は許されませんでしたが。
出納帳と通帳、領収書が合うのは当たり前でしょう。
こんなことだから、運動員に3万円支払ってしまうし、地元議員らに現金を配ることができてしまう。
議員は、出席できないお友達の結婚式にご祝儀を渡してはいけない・・・と聞いたことがあります。
このアンバランスは何なのでしょう?
だいたい、人件費が対象外だなんて、バラマキの温床としか言いようがありません。
さらに今回、受け取った側が地元議員であったことも驚きです。
「票の取りまとめ」などとお願いして配ってはいないでしょうが、選挙前の時期に現金がやり取りされることに疑問を持たないことが理解できません。理由が不明の現金を受け取れるだなんて。
おそらく、日常茶飯事の出来事なのでしょうか。
やはり、「議席はカバンで買える」のでしょう。
『よくあること』だと諦めないで、怒りの心を忘れないようにしないと!
議員の皆さんは、『ザル法』を改正しないといけません。
自分のことは、利害関係が絡むから無理なのだとすれば、『第三者機関』に草案作成を依頼し、発表してもらう(発表しないと見えないところで修正されるので)。
それから国会で審議&立法・・・。
どうにかしてほしいです。議員の先生方の金銭感覚がおかしくなっているので。
運動員報酬を水増しした件だけかと思いきや、選挙前に現金をばらまいたとか。

昨年7月21日に行われた参議院議員通常選挙でのことです。
この選挙の広島県選挙区(定員2名)で、東京地検特捜部は、夫妻が地元議員ら94人に総額約2570万円(克行氏2400万円、案里氏170万円)を配ったとしています。
自民党本部は、河井案里陣営に、選挙資金として通常の10倍の1億5000万円をあてがいました。
同選挙区で、長年議席を確保していた同党溝手顕正議員には1500万円です。
1.5億円で参議院議員になれるということが驚きです。
同選挙区の溝手顕正議員が落選したということは、その溝手顕正議員を支持する票が現金で河井議員に流れたということでしょうか。
溝手顕正氏は、前々回参議院選挙(H25第23回)で、521,794票を得て当選しました。
ところが昨年の参議院選挙(第25回)では、270,183票で河井案里議員と25,688票差で次点に甘んじています。
単純に比較はできないけれど、その差251,611票は金で買われたということでしょうか?
(河井氏と溝手氏の票を合計すると566,054票です。自民党としては44,260票伸ばしています)
官邸に近い議員の妻に通常の10倍もの資金提供があったこと(政党の私物化?)自体不可解ですが、

一番の問題は、自民党本部が河井案里候補に出した1.5億円は、党が集めた資金だけではなく政党助成金という税金が含まれているということです。
令和元年度政党交付金の自民党受け取り分は17,647,718,000円(参議院選挙後変更額)です。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000642248.pdf
税金ですから、会計報告が必要かと思いますが、その「使途等報告書」は人件費及び光熱水費を除く一件5万円以上の支出とその領収書のみが対象となっているのです。
税金の支出なのに、なぜこんなザルなのでしょう?
私が勤めているときの会計報告は1円たりとも使途不明金は許されませんでしたが。
出納帳と通帳、領収書が合うのは当たり前でしょう。
こんなことだから、運動員に3万円支払ってしまうし、地元議員らに現金を配ることができてしまう。
議員は、出席できないお友達の結婚式にご祝儀を渡してはいけない・・・と聞いたことがあります。
このアンバランスは何なのでしょう?
だいたい、人件費が対象外だなんて、バラマキの温床としか言いようがありません。
さらに今回、受け取った側が地元議員であったことも驚きです。
「票の取りまとめ」などとお願いして配ってはいないでしょうが、選挙前の時期に現金がやり取りされることに疑問を持たないことが理解できません。理由が不明の現金を受け取れるだなんて。
おそらく、日常茶飯事の出来事なのでしょうか。
やはり、「議席はカバンで買える」のでしょう。
『よくあること』だと諦めないで、怒りの心を忘れないようにしないと!
議員の皆さんは、『ザル法』を改正しないといけません。
自分のことは、利害関係が絡むから無理なのだとすれば、『第三者機関』に草案作成を依頼し、発表してもらう(発表しないと見えないところで修正されるので)。
それから国会で審議&立法・・・。
どうにかしてほしいです。議員の先生方の金銭感覚がおかしくなっているので。