退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

選挙結果

2021年11月02日 18時01分56秒 | ニュースより


総選挙が終わりました。


国民審査の結果は


今回も「×」が5割を越えて罷免される裁判官はいませんでした。

しかし、夫婦別姓を認めない判断をした裁判官は、比較的×が多かった(1割強)ようです。

 

不思議なことに、世論調査で夫婦別姓を認めても良いとする意見は3割を越えています。

この差は何なのでしょう。

やはり有権者が事前に調べていかなかったからでしょうか。
それとも、罷免するほどではないとの判断でしょうか。・・・解りません。

 

 

投票率は

衆院選投票率は55.93%だったようです。

この投票率の低さは、平成8年度小選挙区制導入後に顕著になった傾向です。

日本に二大政党を・・・というかけ声の下に「小選挙区」を導入しましたが、組織票を持つもののみが恩恵を受けて、与党の一人勝ちとなっています。

注目すべきは、小選挙区制導入と共に投票率が下落したことです。

「死に票」が多くなったことで、諦めてしまうのが原因でしょうか。


投票率を上げるには、「中選挙区制」に戻すのが手っ取り早い。
今は二大政党ではないのだから・・・。

 

結果は

あれだけ問題が山積していた自民党は「絶対安定多数」を得ました。


国民は「現状で良い」という判断でしょうか。私には理解できません。

 

 

比例区で復活当選した議員は、全176議席中、なんと130議席になっています。

比率にして『73.9%』という高さです。


「小選挙区比例代表並立制」ではありますが、130名もの議員が小選挙区で『落選』したにもかかわらず、議席を得るというのは、どうも納得いきません。

 

130選挙区の選挙民の判断はどうなるのでしょうか。

小選挙区なのだから、1人は当選しその他は落選するのです。

落選も選挙民の民意です。

 

 


これは本当に良いことなのでしょうか。


こんなことなら『中選挙区制』に戻せばいいんじゃないか。

投票率が上がることも期待できます。

 


<参考>比例代表 当選当確一覧