東京都武蔵野市が、『住民投票条例案』を出しました。
武蔵野市の住民投票条例案、市議会委員会で可決 外国人にも投票資格
総務委員会での採決は3対3の同数で、議長判断により可決しました。21日の本会議に掛けられるようです。
立憲民主派議員が賛成し、自民派議員が反対したようですが、反対理由のひとつは
『安全保障上の問題がある』
とのことでした。
安全保障上のどの点で問題があるのだろうか?
今回の提案は「常設型の住民投票条例」だと思うが、議員提案にしても市民の直接請求においても、ある一定割合の議員(住民)の賛成(連署)がなくてはいけません。
その後、市長による提案が成されると承知しています。
安全保障上の問題とは、何なのでしょう。
最近、ことある毎に『安全保障上』とか云って持論を通そうとする人が居ます。
「不安」を逆手に取ったこの大雑把な論法を駆使する人は、「安全保障という単語」を錦の御旗と勘違いしている気がします。
武蔵野市に住む外国籍の人々は犯罪者かテロリストだと思っているのでしょうか。
安全保障上危惧される具体的な事柄を提示してほしかった。
マスコミも議会も、そこのところを追求し、問題を明白にし、住民に解りやすい議論を進めてほしいと感じました。
都民でもないのに、余計なお節介だったでしょうか。