退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

コロナ罹患

2022年10月17日 05時41分27秒 | 日記


10月になってすぐ、喉がイガラっぽかったのでかかり付けの医者に行きました。

自覚症状は喉の不調だけですが、高齢者施設での仕事をしている身でしたから、念のため「検査」を受けてみようと思ったのです。

 

まず、かかり付け医に電話し、診察券番号を告げ症状を説明しました。

かかり付け医では、診療時間外(午後の診療が始まる直前)に駐車場で待つように指示されました。

医院の人に待合室ではない部屋(レントゲン室のようなところ)に案内され、アンケートに記入しながら待つ様に指示されました。

しばらくすると、マスクにフェースガード、ビニル製の割烹着のようなもので身支度した先生が現れ、簡単な問診の後、長い綿棒で鼻の奥から検体を取ってもらいました。

問診では、うたた寝をして喉をやられたと思うと答えました。

 


通常10~15分後に結果が出るようですが、私の場合数分でテストプレート上にくっきりCだけでなくTの部分にも線が見えました。

先生は「出ちゃったよ!」「○○さんは65になってるんだよね、保健所から連絡が行くから!」と言われました。

 

あっけらかんと言われたので、「ご迷惑おかけしました」とだけ言って診察は終わりました。

先生曰く「4回ワクチンを打っているので、この程度で済んだ」とのこと。
ワクチン効果をすり抜けるブレイクスルー感染でしょうか、先生の説明で納得し診察費を払い近くの薬局に向かいました。

 

処方箋は直接医院から送って貰いました。

薬局では待合室には入れてもらえず、外で待つように指示されました。

道路に面した入り口の外に置かれた丸椅子に座っているのは、コロナ罹患者ですと晒されている風でばつが悪いものでした。

待つこと10分。薬が届きました。お金は無料でした。

薬局でのやりとりで、改めて「コロナ罹患」を思い知らされました。

 

自宅に戻り、蟄居生活を始めました。

部屋に閉じこもってからジワジワ実感が湧いてきて、それと共に気持ちが落ち込んできました。

自覚症状があまりない自分には、喉のイガラっぽさよりも「罪悪感」にも似たこの感情の方が、こたえました。

 

只ひたすら寝る努力をました。

寝過ぎて頭痛がするほど只横になっていました。

リタイヤ組の私には、「自分の部屋で7日間生活する」ことなど造作ないと思っていたのですが、『外に出ない』と『外に出てはいけない』の差は大きく、それなりのストレスを感じていました。

 


保健所と支援センターから電話がありました。県の感染症対策課からのメールもありました。

My HER-SYSのID番号も送られてきました。
My HER-SYSで健康状態入力フォームへ、体温と血中酸素濃度の書き込みを毎日行いました。


血中酸素濃度は先日買ったスマートウォッチで測定できたので、それをフォームに入力しました。


3日後保健所からパルスオキシメーターが送られてきました。

1週間続けた中で、血中酸素濃度は最低で96、体温は最高で36.8℃でした。

自覚症状の喉のイガラっぽさも、受診翌日をピークに回復していきました。

そして7日後、前日とどこも変わらない一日を過ごし、無事釈放されました。

 

 


ところで、私はどこで感染したのでしょう。


移動は原則自家用車を使い、食事会・呑み会はせず、外食はひたすら「井之頭五郎」を実践していました。必要なスーパーなどの買い出しではマスク着用で長居はしませんでした。


唯一スマホの機種変をしました。・・・この時だったのかも知れません。

データの移し替えの時は、駐車場の車の中で待つようにしていたのですが・・・。

全く判りません。

 

いざコロナに罹患してみると、多方面の方のお世話になることを知りました。

皆さんお気をつけ下さい。

 


高齢者施設での仕事がなければ、医者にも出向かず、軽い風邪扱いで過ごしてしまったと思います。


もしかしたら、世の中罹患者が横行しコロナウィルスで充満しているのでは・・・と考えてしまった1週間でした。