『GOTO』についての議論が収まりません。
分科会の尾身会長は、感染が急速に拡大している地域で感染状況が高止まりしている場合や、拡大が続いている場合には、引き続き「Go Toキャンペーン」の対象地域から除外するなどの対策を求める提言を示しました。
分科会「Go Toキャンペーン」除外継続など提言示すhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20201211/k10012758531000.html?utm_int=error_contents_news-main_001
日本病院会は、「Go To」キャンペーンの「即刻中止」などを国に求める声明を発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/25472dcba11408dcafb640f2e4bcb7dccbcf5e48
しかしながら菅総理は、GoToキャンペーンを一時停止については「そこは考えていません。考えてないというか、今日提言を受けたわけですから」 などと反論一点張りで聞く耳を持ちません。
この頑固さは、「前政権を踏襲する」そのもののように感じます。
そもそも「専門家による提言」は官邸に於いてどのような位置づけなのでしょうか。
『専門家会議』から始まり、7月に引き継いだ今日の『分科会』に至るまで、すでに出されている結論に都合の良い意見を摘まんで利用するだけの位置づけかとさえ思われます。
専門的な意見は刮目すべきだし、そんな専門家があれだけの発言をしているのだから、真摯に受け止めるべきでしょう。
シカトされている中で、尾身会長以下分科会はよく頑張っています。
本来、流行が収まってから行うように設定された「GOTO」は、感染が治まらない現在、対応の不備が露呈していると言わざるを得ません。
菅総理は
「いつの間にかGOTOが悪いことになってきちゃったんですけど、移動では感染しないという提言もいただいていた」
などと言っているようですが、GOTOを悪者にしたのは、状況に合わせてアクセルとブレーキを使い分けられなかった総理、あなたではないでしょうか。
スコットランドのニコラ・スタージョン首相は、「私たちは違う方法を取るべきだったのかもしれません。自分たちが間違っていなかったというつもりはありません」と語りました。
「旅行」が原因で感染拡大したというイギリス科学者チームの発表に対してです。
国家の危機に直面したリーダーが執るべき姿勢を見た気がしました。
一つ思うことは、他人のブログを訪問して、コメントなりリアクションを残すことが他人にも貴兄の感じたことが伝わり易いと思います。辻立ちの演説だけでは人は前か後ろを通り過ぎて行くでしょう。
コメントありがとうございます。
独り言をアップするという「ジコマン」から生まれたこのブログですが、”小父さん”さんをはじめ色々な方々に読んで頂くことは、文章の内容に気を遣うなど「自分の考えを整理する」よい機会となっています。
これは、他のブログにコメントを寄せる時も一緒です。
コミュニケーションが苦手な自分にとって、ブログとそこで意見を交換する方々の存在は感謝・感謝です。
ジコマンの独り言の筈が、いつの間にか「いいね」などにポイントがあるとほくそ笑んでいる自分が居ました。
そんなジジイです。