閣議決定が話題になっています。
そもそも「閣議決定」とはなんでしょう。
閣議(内閣の会議)では、「この内容で国会に提出する」という内閣の意思決定が行われます。
これが閣議決定です。
ここで大きく取り扱われることで、あたかも国会審議を通さずとも閣僚だけで国政を決定するのだと錯覚します。
国防のあり方の根幹に関わることなのに、話題と云えば「防衛予算」に終始しているのも気に入りません。
本当に必要なら、予算は掛けるんですよ幾分高くても・・・。
問題は本当に必要なのか、これで国家は守れるのか・・・です。
国会の審議を待つのでしょう。
与党自民党の議員は、今は騒いでいても、国会になれば原案賛成になるのでしょう。
やはり選挙資金が頂ける党の公認を得るためには、閣議決定された提案には逆らえないのでしょうから。
つまるところ「非公開」の閣議により、戦争が出来る日本への方向性は定まってしまうのでしょう。
政権中枢に文句が言えない雰囲気(システム)は、日本を81年前に戻してしまいそうで、大変不安になります。
ロシアと中国に対する懸念は感じます。
しかし、ニュースによると、中国は民衆のデモによりゼロコロナ対策の変更があったようです。そこにロシアとの違いを感じています。
どちらにしても、外交があっての防衛力だと思っています。
アジア諸国にとって日本の防衛力強化が、私が感じるロシアのように映ることが心配です。80年前の日本の政策が今のロシアに似たように映るからです。
またよろしくお願いします。