退職オヤジのひとりごと

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カオスの日々を綴ります

国賊発言

2022年10月13日 18時53分04秒 | ニュースより


旧統一教会との係わりに対して、あれだけ消極的だった自民党が、素早い処分に動いたことに驚きました。

『国賊』ということばは、やはり重い言葉なのだろうか。

国賊とは、故安倍首相の政策に対する評価だったのだと思うのですが。

自民 “国賊”発言の村上元行政改革相に1年間の党役職停止処分

 

「1年間の党の役職を停止」という処分内容の是非は兎も角、本人の「発言は本意ではなく不適切な表現で、撤回のうえ、安倍氏の遺族や関係者に謝罪したい」という謝罪に対してこの処分は、対象が故安倍首相だったからでしょうか。


そういえば政治家の「発言が誤解を招く結果となったことは謝罪する」というような発言は数多くあり、枚挙に暇がない。

「誤解を招く云々・・・」のことばには、「自分の発言内容に対する謝罪」ではなく、「意図を正確に伝えられなかった」ということに対する謝罪で、「発信力の未熟さ故勘弁して」とも解釈できる。
中には、「受け取る側が誤解したことを遺憾に思う」と言っているような発言もあり、そこに反省は微塵も見られない。

その点で、今回の村上氏の「発言は本意ではなく・・・」の謝罪は、自分の責任に向き合っている気がするのですが。

 

 

発言に対する処分・・・とは、一体何を意味するのだろうか?

選挙で選ばれた議員の活動を制限する処分は、自由な思考や発言を阻害するものではないか。


「名誉毀損」や「人権侵害」に直接結びつく発言にはペナルティーが必要だと思う。

しかしそれは、党にではなく国民に対し「間違ったことに対する謝罪と反省及び訂正」を公にし、組織からは口頭による注意で良い気がする。


ふりかえれば、自民党には他党議員を「人殺し」呼ばわりする議員もいた。

ご存知ですか? 2月6日は浜田幸一氏が共産党議長への「殺人者」発言をした日です


浜田氏と比較してみると、ペナルティーはその時の気分による思いつきで、明確な基準がないことを露呈したのではないか。

基準がないところで「議員の活動に制限を与える」というのは、すごく危険なことだろう。

 

話は少し逸れるが「放送法」を楯に取り、マスコミに脅しをかけた女性議員もいました。

高市早苗が憲法改正に反対したテレビ局に「電波停止ありうる」と...民主主義を破壊する発言になぜテレビは沈黙するのか

ここでも、力で持論を通そうとする(障害となるものは排除する)最近の党風が見られる。

 

 

道に迷って歩き回っていて、気がついたらとんでもないところで佇んでいることがあります。

 

突然飛び出した「国賊」発言よりも、政権タカ派が親分をなくして右往左往し、気がついたら過激な方向にシフトチェンジしてしまっていた・・・。なんてことにならないか心配になってしまう出来事でした。

 

 


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2 コメント

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Unknown (ごーさん)
2022-10-14 19:40:49
安倍元首相の襲撃事件で旧統一教会との関わりが明らかになった。
旧統一教会の正体は間違いなく反日団体です。
このような団体とベッタリであった安倍元首相は国賊と呼ばれても仕方のないことです。
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Unknown (退職オヤジ)
2022-10-15 04:03:24
コメント有難うございます。
最近、枝葉の部分には過敏に反応するが、大本の国政には無頓着な気がしてなりません。

発言内容ばかりが問いただされますが、その根本には既得権を守るためか触れたがらないことが多いようです。

またよろしくお願いします。
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