東日本大震災から11年と6ヶ月経ちました。
被災地で唯一全町避難が続いていた双葉町で復興拠点の避難指示が解除されました。
「おかえり、ふたば」双葉町・復興拠点の避難指示解除 原発事故から11年5カ月〈福島県〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/a225a439ba23c0933468852ee78d25048daa3686
『復興拠点』ということで、全てが解除ではないようですが喜ぶべきことだと思います。
しかし、改めて被災地復興が道半ばであることを痛感させられます。
ニュースでは町民の喜ぶ顔を映し出していましたが、それだけでは足らない気がします。
私がニュースで知りたいのは、「なぜ、避難指示が解除されたのか」です。
それは、除染やインフラ整備の進行状況からなのか、放射性物質の数値の変動からなのか、只単に期日が来たからなのか・・・。
非難指示解除の理由を知ることから、震災後の復興支援の評価ができるし、今後の支援も実績の延長ではないより良い方針が打ち出せるのではないでしょうか。
2.1%の復興税などを設置し大きな予算を使った支援事業です。
報道機関には、「今の報道」だけではなく、「検証の報道」も流してほしいと感じます。
特集番組とかではなく、日常のニュースの中にこそ必要なのだと思うのです。
「事象」ではなく「事実」の報道です。
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