おやっ! という記事を読みました。
巨万の富を有する者と、農村部の貧困層。格差を生んだ構造とは?
https://job.career-tasu.jp/finance/columns/pro009/002/
社会主義国なのに貧富の差が日本の5倍なのはなぜ?「根本原因は政治体制」「毛沢東路線を続けていれば…」―中国ネット
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20150411003/
社会主義の勉強はしていませんので詳しいことは解りませんが、
ウィキペディアには・・・
『マルクス主義は、資本を社会の共有財産に変えることによって、労働者が資本を増殖するためだけに生きるという賃労働の悲惨な性質を廃止し、階級のない協同社会をめざすとしている』
とあります。
ちょっと調べてみると・・・
社会主義とは、国が経済活動を管理することにより、平等な社会を実現しようとする思想のことです。社会主義では生産手段の個人所有はなく、全て社会に共有されます。その上で、国のリーダーにより生産活動が計画的に行われます。
共産主義とは、社会主義がより発展し、あらゆる面で平等となった理想の共同社会を目指そうとする思想のことです。理想の共同社会とは、社会主義国家がより豊かになったことで、階級が完全になくなり、有り余る財産を人々が共同で所有している状態をさします。
それでは、現中華人民共和国はどうなのでしょう。
<中国の特色ある社会主義では「資本主義体制下での生産力よりも早く、大きく社会主義体制下での生産力が増加することによって、社会主義体制における優越性が示される。生産力が増加するにつれ、人民の物質的・文化的生活は絶えず発展する。中華人民共和国建国後の我々の欠点は生産力を増加させることに気づかなかったのである。社会主義は貧困を根絶することを意味する。平等主義は社会主義でなく、いわんや共産主義でもない」と謳っています。>・・・とのこと。
国が貧しく多くの国民が食に困る状態では、国の利益を平等に分配し飢えをなくすこのやり方は、合理的な方法であると見えます。あるいは、多様化を排除した君主制が政策の実施を速くする上で効果があるかも知れません。
しかし、国(国民)がある程度豊かになってからは、権力がごく一部の人たちに集中するこのやり方には違和感を覚えます。ましてや、国民が飢えている中においても、情報が管理され国民は真実を知り得ない状況は、多くの危険をはらんでいると云えるでしょう。
『権力は得た瞬間から腐敗が始まる』という言葉を聞いた覚えがあります。
特定の個人や政党に権力が集中することは危険なことなのです。ましてや、今の香港のように『反体制の思想は、考えることすら許されない』状態では、思考が止まり国の進歩はとうてい望めません。
現政権の批判を認めることが国家(国民)の発展に大きな障害となるのであれば、国にとって現システムは役目を果たしたことになると考えるのです。
第二次大戦直前の日本然り、現在の中華人民共和国然りです。
やはり、ある程度豊かになった国民に事実である情報が伝わらない(国民から発信できない)ことは、不幸なことでしょう。
こんなことを、上記のニュースと日本語を流暢に話す周庭さんを見て感じてしまいました。
巨万の富を有する者と、農村部の貧困層。格差を生んだ構造とは?
https://job.career-tasu.jp/finance/columns/pro009/002/
社会主義国なのに貧富の差が日本の5倍なのはなぜ?「根本原因は政治体制」「毛沢東路線を続けていれば…」―中国ネット
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20150411003/
社会主義の勉強はしていませんので詳しいことは解りませんが、
ウィキペディアには・・・
『マルクス主義は、資本を社会の共有財産に変えることによって、労働者が資本を増殖するためだけに生きるという賃労働の悲惨な性質を廃止し、階級のない協同社会をめざすとしている』
とあります。
ちょっと調べてみると・・・
社会主義とは、国が経済活動を管理することにより、平等な社会を実現しようとする思想のことです。社会主義では生産手段の個人所有はなく、全て社会に共有されます。その上で、国のリーダーにより生産活動が計画的に行われます。
共産主義とは、社会主義がより発展し、あらゆる面で平等となった理想の共同社会を目指そうとする思想のことです。理想の共同社会とは、社会主義国家がより豊かになったことで、階級が完全になくなり、有り余る財産を人々が共同で所有している状態をさします。
それでは、現中華人民共和国はどうなのでしょう。
<中国の特色ある社会主義では「資本主義体制下での生産力よりも早く、大きく社会主義体制下での生産力が増加することによって、社会主義体制における優越性が示される。生産力が増加するにつれ、人民の物質的・文化的生活は絶えず発展する。中華人民共和国建国後の我々の欠点は生産力を増加させることに気づかなかったのである。社会主義は貧困を根絶することを意味する。平等主義は社会主義でなく、いわんや共産主義でもない」と謳っています。>・・・とのこと。
国が貧しく多くの国民が食に困る状態では、国の利益を平等に分配し飢えをなくすこのやり方は、合理的な方法であると見えます。あるいは、多様化を排除した君主制が政策の実施を速くする上で効果があるかも知れません。
しかし、国(国民)がある程度豊かになってからは、権力がごく一部の人たちに集中するこのやり方には違和感を覚えます。ましてや、国民が飢えている中においても、情報が管理され国民は真実を知り得ない状況は、多くの危険をはらんでいると云えるでしょう。
『権力は得た瞬間から腐敗が始まる』という言葉を聞いた覚えがあります。
特定の個人や政党に権力が集中することは危険なことなのです。ましてや、今の香港のように『反体制の思想は、考えることすら許されない』状態では、思考が止まり国の進歩はとうてい望めません。
現政権の批判を認めることが国家(国民)の発展に大きな障害となるのであれば、国にとって現システムは役目を果たしたことになると考えるのです。
第二次大戦直前の日本然り、現在の中華人民共和国然りです。
やはり、ある程度豊かになった国民に事実である情報が伝わらない(国民から発信できない)ことは、不幸なことでしょう。
こんなことを、上記のニュースと日本語を流暢に話す周庭さんを見て感じてしまいました。
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