ロッテの佐々木朗希が2試合連続完全試合を逃しました。
予想されたとおり、重鎮と呼ばれる方々からの非難の声と比較的若い評論家からの賛同の声がマスコミを賑わしています。
2019年夏の選手権岩手県決勝での國保陽平監督采配がニュースとなった時と同じです。
しかし、今回は少し様相が違うようです。
なんと云っても、今回の井口采配に対して、ファンやマスコミの論調が肯定的です。
試合をテレビ観戦していた私も、「勿体ない」よりも「次があるさ」と思わせてくれるほど彼のピッチングは素晴らしい内容でした。
日本の高校野球のあり方が論議されはじめて久しいですが、彼のピッチングにより風向きは一気に変わったように感じました。
パイレーツ筒香嘉智選手が盛んに主張していた10代野球選手の競技対する取り組み方の問題を思い出しました。
筒香選手が言っていた
「甲子園に本当に行きたいのは誰なのかというと、結局、監督や部長ではないか・・・いちばん勝ちたいと思うのは、選手ではなく監督やコーチだから」
という言葉が印象的でした。
野球は「道」から「スポーツ」に、大きな一歩を踏み出したのかも知れません。
久々にプロ野球を見てみたいと思わせてくれた佐々木投手。テレ東も含めて感謝です。(なぜか9回を見ることができなかったが、佐々木選手が交代したからだろうか・・・?)
ロッテはこの試合を落としました。
このことで、目前の1勝より育成を重視した井口采配がさらに輝いて見えました。
(追)このブログですが、以前のテンプレートが古くなり使えなくなる旨をプロバイダーから知らされましたので、変えました。
自分でもまだしっくりしないのですが、よろしくお願いします。