時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

苦手なタイプ

2008年06月13日 | サッカー
クロアチアがまたやりました。1998年W杯のときは、「事故にあったみたいなもん」とドイツ人は思ったかもしれないけど、今日の完敗を見て「ドイツはこういうサッカーが苦手なんじゃないか」と思いました。のらりくらり、ひょいとかわしてサイドチェンジ、打つかと思えばまた戻し。1点目なんか、何回パスつないだんでしょう。なるほど、欧州中ではブラジルっぽいと言われるわけが分かりました。

一方のドイツ、一戦目と同様、一本調子な攻撃で、ほとんど決定的な場面を作れず、70分くらいまでは内容でも完全に負けてたと思います。とくにゴメス、今のところ私の「今大会のがっかり大賞」です。ドイツはこれでダメ、と決まったわけじゃないと思うけど、劣勢に劇的な変化を与えたシュバインシュタイガーは退場しちゃうし、バラックも無駄にカードもらうし、さんざんの結果。知り合いのお宅の、Luisa(9歳、ドイツとブラジルのダブル、サッカー大好き)は「こんな小さな国に~」と半泣きで見てたそうです。

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昨日の、ポルトガルvsチェコ、負けたけどチェコ強かった。守備のプレッシャーが強くて、前半はチェコがちょっと優位に見えました。デコやロナウドのような「差を生み出せる選手」がポルトガルにいた分、あの結果ということかと。

それにしても、ポルトガルやチェコみたいなチームを見ると、日本も、点を取るのはFWじゃなくてもいい、というコンセプトでやれないの? と思います。ポルトガルのヌーノ・ゴメスも、チェコ(先発しなかったけど)のコラーもポストのさばき役で、点はロシツキーとかロナウドとか、一つ後ろの選手が詰めてきて決める。他の国でも古くはリトマネン、現役ならスコールズとか、ランパードとか。。。

だから、日本の才能が集まってて優秀な「はず」のMFには「あんたらが点取りなよ」と思う。「日本にはシャドーストライカータイプがいない」ワケでもない。かつて(現役ですが)なら藤田とか、森島とか。今の代表だと、そういうタイプは山瀬くらいでしょうか(あるいは大久保もその役割?)。「決定力不足」と言われてるわりに、ずっとパスを預けるタイプのMFばっかり起用されてるのはどうして、と思うんですが。。。

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写真は、ファーマーズ・マーケットで買ってきてプランターに植えたトマトの花(Romaという種)。これなら実が付く、かもしれません。