時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

通訳そろってます

2008年06月19日 | 旅行記
昨日は、Bloomingtonではできない検査があって、インディアナポリスの病院へ。紹介されたところは、St.Vincentというとても大きな病院の付属施設。市の北西のはずれにありました。空港までならシャトルバスがありますが、インディアナポリス市自体に向かう公共交通はないので、やはり自動車があるのは便利です。1時間半くらいで到着。

まず、看護士だと思われる方に問診を受けましたが、その際「通訳は要りますか?英語で大丈夫ですか?」とたずねられました。英語でなんとかなったのですが、その人が中座したときに内線電話の写真を撮りました。通訳を用意できる言語が書いてあります。なんと18言語。モン語まである。ベトナム? 中国? いずれにせよ、ベトナム語や中国語は満足に話せない人、ということでしょうか。

ヒンディ語がないのはアメリカに来るようなインドの人は英語ができるから? でも、タミル語はある。ソマリ語以外アフリカの主要な言語がないのも同様に、フランス語などが話せるからでしょう。インディアナにおける言語事情をいろいろと想像させます。

■追記■ 写真を見てロゴに気づき、調べてみました。通訳・翻訳などのサービスをするLanguage Lineという会社があるんですね。Websiteを見ると電話通訳は現在170言語が可能だとか。この病院がそこからこれだけを選んだ、ということなんでしょうか? この18言語がインディアナの言語事情を反映してるのかどうなのか自信がなくなってきました。

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EURO 2008はグループリーグがほぼ終了。事前予想は(やっぱり)いろいろと外れました。が、いまのところ私にとってはけっこううれしい方向に外れ。ドイツが意外とたいしたことない。とくにFWはゴメスもクローゼも調子悪い。勝ち抜けるために無理もしたし、ちょっと辛いかも。フランスは、最悪の目が出たようですが、いい結果を出しつづけて若返りが遅れる、というよくあるパターンかな。相変わらず、走る、飛ぶ、競り合う、ボールを奪う、という基礎的な能力は抜群だけど。ついにそれだけになっちゃった。その力だけで勝つことはありうるけど(前回W杯でブラジルを破ったように)、それじゃつまんないなと思っていたので敗退は正直歓迎。リベリーはそれだけの選手じゃないので、かわいそうだったですけど。

イタリア、なんとか勝ち残っちゃうのはさすがだけど、フランス同様、遺産を食い潰してるかんじ。イタリアは好きだけど、あの程度のチームで優勝されたら、正直つまんない。ここまでで魅力的に映ったのはクロアチア。けが人も多いみたいだけど、どこまでいけるか。オランダは、うまく行きすぎな気がする。でも、前のほうはちょうど伸び盛りの選手が多くて魅力的なのは確か。ポルトガルが一番バランスがいい気がするけど、サブが力不足なのが分かっちゃったから、あと3試合いけるか。スペインは、もういいところは出尽くした気がする。いつものとおり、ここからは難しいんじゃないでしょうか。好きだからがんばってほしいけど。

ここまでを見て、さて優勝はどこか、もうすっかり分からなくなりました。オランダかポルトガルが勝ったら、面白い大会だったと言えそうだな、と思います。