昨日またアパートの洗濯ルームにサッカーを見に行ったら、よく会うアメリカ人のSusanに会いました。彼女は大学には関係なく、ダウンタウンのどこかにある団体で働いてるらしい。たぶん、一人暮らし。よくバスの中で一緒になり、会うたびに話すようになったのですが、詳しい素性は知りません。彼女は人といて話が途切れるのが苦手らしく、私といる場合でもともかくずっと何か話してます。ずっと頭を回転させないといけないので疲れちゃう部分もあるのですが、向こうもそうでしょう。こっちは、ちょっと沈黙が訪れても、平気でそのまま黙ってしまうので。
彼女と話しているともう一つ難しいことがあって、それは、「こっちの英語を聞き取ってくれない」ことです。私ていどの発音でも、ふだん接する教員、院生など大学にいるアメリカ人なら問題なく理解してくれるのですが、彼女は私ができうるベストのアメリカ英語的発音をしないと、「え、なんですって?」とくるのです。
日本にいるとき5年ほど地域のボランティア団体で、週一度日本語を教えてましたが、そこで意識的に努力したことの一つが「学習者の不十分な日本語を理解する」ことでした。学習者が一生懸命がんばって日本語で表現しても、相手の日本人が「えっ?」と繰り返すと、学習者、とくにやや控えめなアジアの人たちは、気後れしてそのまま伝えるのをやめてしまうことがあって、それではコミュニケーションの楽しみを持ってもらえない、と思ったからです。だから、それぞれの第一言語の影響がある日本語にたいする柔軟性は、かなりある、と自負しています。
Susanにはどうやらそういう「相手の不完全な英語を補って理解するモード」ができていないらしい。悪意があるわけではなく、経験の問題なんだろうと思います。もう一人、洗濯に来た若いアジア人と一緒にちょこちょこ話しながらサッカーを見ました。彼は来て一週間、韓国の国土交通省に当たる省庁のお役人だそうです。
サッカーはというと、引き分け(PKでスペインが先に進みましたが)。予想通りでした。スペインは一定より高いレベルに行くとあれが精一杯、どうにも点をもぎ取る力がないので(日本みたいって言ったらスペインに失礼か)。でも、幸い相手も強くなかった。いい選手だと思うけど、ペロッタやディ・ナターレが代表って、苦しいよなあイタリア。スペインは、またもや、マルコス・セナが守備につなぎに攻撃に大大活躍だったけど、あれだけ働くとちょっと消耗がひどいのでは。サブが力が落ちるのもバレちゃったし、この先むずかしそう。
ドイツ対トルコは面白いかも。ドイツにいるトルコからの移民が大挙押し寄せそう。去年ザールブリュッケンで仲良くしてもらったケバブ屋の兄弟のために、トルコ応援します。
とくに関連する写真はないので、このあいだキャンパス内で撮った写真。言語学科のあるキャンパス南から、図書館のほうへ歩いていく林の中、学長の家の近くにある木に、これがあります。誰が何のためにこれをやったのか、分かりません。
彼女と話しているともう一つ難しいことがあって、それは、「こっちの英語を聞き取ってくれない」ことです。私ていどの発音でも、ふだん接する教員、院生など大学にいるアメリカ人なら問題なく理解してくれるのですが、彼女は私ができうるベストのアメリカ英語的発音をしないと、「え、なんですって?」とくるのです。
日本にいるとき5年ほど地域のボランティア団体で、週一度日本語を教えてましたが、そこで意識的に努力したことの一つが「学習者の不十分な日本語を理解する」ことでした。学習者が一生懸命がんばって日本語で表現しても、相手の日本人が「えっ?」と繰り返すと、学習者、とくにやや控えめなアジアの人たちは、気後れしてそのまま伝えるのをやめてしまうことがあって、それではコミュニケーションの楽しみを持ってもらえない、と思ったからです。だから、それぞれの第一言語の影響がある日本語にたいする柔軟性は、かなりある、と自負しています。
Susanにはどうやらそういう「相手の不完全な英語を補って理解するモード」ができていないらしい。悪意があるわけではなく、経験の問題なんだろうと思います。もう一人、洗濯に来た若いアジア人と一緒にちょこちょこ話しながらサッカーを見ました。彼は来て一週間、韓国の国土交通省に当たる省庁のお役人だそうです。
サッカーはというと、引き分け(PKでスペインが先に進みましたが)。予想通りでした。スペインは一定より高いレベルに行くとあれが精一杯、どうにも点をもぎ取る力がないので(日本みたいって言ったらスペインに失礼か)。でも、幸い相手も強くなかった。いい選手だと思うけど、ペロッタやディ・ナターレが代表って、苦しいよなあイタリア。スペインは、またもや、マルコス・セナが守備につなぎに攻撃に大大活躍だったけど、あれだけ働くとちょっと消耗がひどいのでは。サブが力が落ちるのもバレちゃったし、この先むずかしそう。
ドイツ対トルコは面白いかも。ドイツにいるトルコからの移民が大挙押し寄せそう。去年ザールブリュッケンで仲良くしてもらったケバブ屋の兄弟のために、トルコ応援します。
とくに関連する写真はないので、このあいだキャンパス内で撮った写真。言語学科のあるキャンパス南から、図書館のほうへ歩いていく林の中、学長の家の近くにある木に、これがあります。誰が何のためにこれをやったのか、分かりません。