時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

IT講習を受けた

2007年05月19日 | Indiana大学
この夏は授業を受講せず、仕事(実験と論文)にあてることにしました。宿題に追われることはなく、多少時間の自由もあるので、IT技術の講習をいくつか受けてみることに。これはIT Training と称する、インディアナ大学が提供する授業外のプログラムで、それぞれ2時間、一回限りの講座です。

MS Word、Accessなどの一般的なアプリケーションから、InDesign、Illustratorなどのデザイン・出版関連、UNIX、Pearlなどのプログラム関連、さらにはSPSSのような統計ソフトまで。会場は図書館の一角にあるガラス張りの個室で、全員にPCがあてがわれます。内容はしっかりしたもので、授業評価が最後にあったりもして、講師も手抜きなし。学生は全部無料ですが、正規料金を払ったらけっこうなものでしょう。

昨日参加したのはPodcasting入門。案内を読んだところ、よく利用するAudacityというフリーソフトを使う、ということのみ理解できて、Podcastingとは何なのか、iPod®と関係があるのか、全く分からないまま参加。受講した結果、どうやら自分で音声・画像のクリップを作ってWeb上で公開したり、公開してあるクリップをダウンロードしたり、ということと理解しました。今回の参加者は教職員が多かったもよう。ご自分の授業・公演等の音声・画像を編集して提供する、ということを考えているんでしょう。

くだんのAudacityは音声クリップ編集に使用したのですが、私はこれを単に実験時の録音・音声編集にのみ使っていました。多少知っていることであっても、他人に習ってみると、知らなかったことが必ずあるもので、自分のトークにバックミュージックを足したり、それをフェードインしたり、いろんな効果を加えたり、おもしろい「おもちゃ」です。

日本で勤めていた大学が加入していた20数大学による単位互換協定が別事業としてWeb教材の開発を進めていました。当時その担当だったので、企業がデモを行う研修に出席したりしました。でも昨日の研修で習ったことによれば、ほとんどみんなタダでできちゃう。単位互換協定のその後は知りませんが、文部省の助成金取って、企業にかなりの額を支払ったんだと思います。もったいないかも。。。 でも、本当に大変なのは、タダでも何でも、それを使う技術を教員に習得させることでしょう。

もう一つ6月に、DreamWeaverによるWebpage作成の講座を予約してあります。言語学科のKitagawa先生がNSF(National Science Foundation)の研究助成金をゲット。私は来年度の1年間、研究助手(Research Assistant)として雇ってもらえることになりました。そのプロジェクトのWebsiteの管理などもやることになるので、この機会に覚えておこうかと。9月にインディアナ大学でワークショップを開催することになっています。Web完成の折には、記事として紹介したいと思っています。

関連の写真はありませんので、無関係の一枚。今冬、Bloomington市の市バスにもハイブリッド車がデビュー。写真は市の南を走る2番ルート。本数の少ない一部のルートから徐々に導入されているようで、私が利用するルートにはまだ走っていません。一度乗ってみましたが、やや音が静か。乗り心地もちょっといいような気がしました。

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