山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

さいたま山遊クラブ5月最初の定例山行は谷川連峰の白毛門山でした。

2019年05月07日 | 登山
 今回の定例山行は参加者が少なく、たった3人という寂しさでした。やはり高齢になってくると、まだ雪のある山は敬遠されることが多くなってきます。兎に角連休ももう終わりなので、毎日が日曜日の我々であっても、何となく気は急くものです。
 我が愛車を駆って関越自動車を一直線。土合の白毛門登山口までほぼ2時間ちよっとで到着。何と言ってもこの山のいいところは、車を置いた所が゛そのまま登山口だということ。他の乗り物に乗り換えたり、延々と登山口まで歩かされたりがない。ただし登高距離がたっぷりあってしっかりとしごかれる。同じ谷川岳でもロ-プウェイを使用して登る、天神尾根とは段違いの苦しいコ-スなのです。そのために人気がなく、たとえ日曜日であっても登る人はごく僅かです。


 ほぼ半分登った辺りから雪の上を歩くようになり、慣れた人ならピッケル1本あれば十分であるが、こちらは高齢者。安全第一と早めにアイゼンを装着しての登高。天候は申し分なく気温も同様少々汗をかく程度。


 白毛門山のいい所は、谷川岳東面の眺めの素晴らしさにあって、日本三大岩場の一つ、一ノ倉沢の豪快な岩場を正面に見ることが出来ることでしょう。特にまだ豊富な残雪を纏った山塊の中に、ひときわ黒々と聳え立つ一ノ倉の大岩壁は見ごたえがあります。特に山頂に立てば周囲360度、正に山山々が見渡せて時が経つのも忘れてしまいます。


 山頂でペアで登ってきた若い二人に撮ってもらいました。真ん中が私。両サイドの二人は私より12歳も若いのです。