下賤な拙者には高貴なご婦人方の有様など想像を絶するところでございましてな。
御能拝見 慶事の際などに要職町人を招いて能楽を見物させた。ただ女性の様子は不明。
奥方様お出かけの支度だろうか。
侍女が短冊と墨を摺っているので、奥方様が和歌でも詠まれるのだろうか・
姫君に何か教えているところか。
何の場面かまったく見当がつかない。
「そもじの足元にゴキブリがおるぞよ」「キャッ」というような様子なのだが、まさかね。
今週は楊州周延の「徳川時代貴婦人の図」である。大名などの奥方の様を描いた三枚続きの作品全30図だが、完全な揃いかどうかは私には分らない。
サブタイトルの付いてないものや付いていても読めないものがあり、勝手に付けたものや内容の分らないものもあってとにかくいろいろである。またあちこちから集めたものなので画質の不統一や不鮮明なものもある。
年賀
手鞠
摘み草
花見
お花見